美女フィギュアスケート選手の紀平梨花さんがミラノ五輪出場断念 中部選手権欠場を発表「安全最優先の判断」
2025.9.17
フィギュアスケート女子で日本を代表する紀平梨花選手(トヨタ自動車)が16日、自身のインスタグラムで中部選手権の欠場を発表した。中部選手権は、26年ミラノ・コルティナ五輪の最終選考会である全日本選手権の予選を兼ねており、これにより五輪出場の道は断たれた形となった。
紀平は投稿で「右足の回復は順調でほぼ完治に近い状態ですが、完全な回復には至っておらず、高難度のトウジャンプを繰り返すと痛みが出るため、十分な準備を整えることが困難な状況です」と説明。
「思い切り練習できないもどかしさや不安もありますが、安全面を最優先に考え、欠場を決断しました」と心境を明かした。
さらに紀平選手は「今回の決断は苦渋のものでしたが、今後も復活に向けて努力を続けて参ります」と現役続行への意欲を示している。
紀平選手は18年のグランプリファイナル優勝をはじめ、日本女子フィギュアのトップ選手として活躍。
しかし、21年には右足首を疲労骨折し北京五輪を断念。
以降もケガの影響が長引き、昨季も試合出場を見送っていた。