NBA=カリーが圧巻の41得点 35歳以降の40得点超えでジョーダン レブロンを上回る歴代単独最多記録 ウォリアーズは延長戦を制し7連勝

2026.11.9

米国時間11月7日(土)、米カリフォルニア州サンフランシスコのチェイス・センターでNBAのゴールデンステート・ウォリアーズ対オーランド・マジック戦が行われた。

延長戦までもつれ込んだ接戦は、ウォリアーズが126-119で勝利。

チームの連勝を7に伸ばした。

勝利の立役者となったのは、エースのステフィン・カリー選手だ。

3ポイントシュート5本を含む41得点、6リバウンド、6アシストを記録。

試合終盤の劣勢を覆す圧巻のパフォーマンスでチームを勝利に導いた。

さらに、35歳以降に記録した40得点以上の試合数でも、マイケル・ジョーダン氏やレブロン・ジェームズ選手を上回り、NBA歴代単独トップに立った。

 


▪️16点リードから一転、窮地を救ったカリー選手の勝負強さ


試合序盤、ウォリアーズは主導権を握り、前半には最大16点のリードを奪った。しかし、マジックも後半に反撃を開始。ウォリアーズは第4クォーターに入ると苦しい展開を強いられ、一時は6点差を追いかける立場となった。

その状況を打開したのがカリー選手だった。

第4クォーター残り2分21秒から得点を重ね、わずかな時間で12得点を奪取。長距離からの3ポイントシュートに加え、鋭いドライブからのレイアップ、フリースローなど、多彩な攻撃でマジックの守備を崩した。

なかでも試合終盤、残り25秒に決めたランニングシュートは圧巻だった。密集した守備の間を縫うように放った難しいシュートを沈め、ウォリアーズに勝ち越しをもたらした。

スティーブ・カー・ヘッドコーチも、このプレーには驚きを隠さなかった。ゴール付近に複数の守備選手がいる状況で、フローターともフックとも表現しにくい独特のシュートを決めたカリー選手について、世界で彼にしかできないようなプレーだと、その卓越した技術を称賛した。

 


▪️延長戦でも止まらない41得点のエース


マジックはジャマール・ケイン選手が終了間際にこぼれ球を押し込み、試合は延長戦へ突入した。

それでも、カリー選手の勢いは衰えなかった。延長戦でもフローターやフリースローで着実に得点を積み重ね、最後まで攻撃の中心として存在感を発揮。最終的に41得点、6リバウンド、6アシストという堂々たる数字を残した。

特筆すべきは、試合全体を通じた得点力だけではない。17得点を試合終盤の7分間に集中させており、勝敗が決する局面でギアを上げる勝負強さを改めて証明した。

 


▪️35歳以降の40得点以上でジョーダン氏、レブロン選手を超える


今回の41得点には、NBAの歴史に残る記録という側面もある。

カリー選手にとって、今シーズン2度目、キャリア通算77回目となる40得点以上の試合。さらに、35歳を迎えて以降の40得点以上は通算16回目となった。

これにより、同記録で15回のレブロン・ジェームズ選手、12回のマイケル・ジョーダン氏を上回り、NBA歴代単独1位に浮上した。

年齢を重ねてもなお、リーグ屈指の得点能力を維持し、歴代の名選手たちを上回る数字を積み上げていることは、カリー選手のキャリアの特異性を示している。

試合後、カリー選手は長年にわたる努力と、現在も高い水準でプレーできていることへの誇りを語った。

「ケガなども経験してきた中で、ここまで積み重ねてきた努力を本当に誇りに思う。今もこうして高いレベルのパフォーマンスを発揮できることが、大きな原動力になっている。特に今夜のように、勝つために自分の得点が必要とされる場面ならなおさらだ。この息の長さに感謝している」

 


▪️控え選手も躍動、開幕3連敗からの7連勝


ウォリアーズの勝利を支えたのは、カリー選手だけではなかった。

ルーキーのヤクセル・レンデボーグ選手が23得点を記録し、攻撃面で大きく貢献。さらに、チャールズ・バッシー選手も延長戦の序盤に連続得点を挙げ、チームに勢いをもたらした。

カー・ヘッドコーチは、カリー選手が長年にわたって第一線で活躍し続けている理由についても言及。恵まれた身体的な資質だけでなく、日々の筋力トレーニングやコンディショニングを通じて、自ら最高の状態を維持している点を高く評価した。

開幕直後は3連敗と苦しいスタートだったウォリアーズだが、そこから一転して7連勝。

チームとしての立て直しが進む中、カリー選手は個人記録でも新たな歴史を刻んだ。