大谷翔平選手が投手復帰へ「可能性はある」防御率1.79 95奪三振…2026年の圧倒的データが示す“二刀流エース”の存在感

2026.8.26

【©️Los Angeles Dodgers 】

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が、いよいよマウンドへ戻ってくる可能性が高まっている。

デーブ・ロバーツ監督は25日(日本時間26日)、大谷選手の次回登板について言及。今週の調整状況を見極めながら、30日(同31日)に敵地で行われるデトロイト・タイガースとの3連戦最終戦で復帰登板する可能性について、「可能性はある」との見解を示した。


 

ただ、このニュースで改めて注目したいのは、

単に「大谷が投手として帰ってくる」という事実だけではない。

2026年シーズン、大谷選手はすでに投手として驚異的な数字を残している。

MLB公式サイトによると、大谷選手は7月3日の登板までに14試合すべてで先発し、8勝2敗、防御率1.79、85回2/3を投げて95奪三振、WHIPは0.95を記録している。

1試合平均では6イニング以上を投げ、9イニング換算の奪三振数もほぼ10個に達する計算だ。

つまり大谷選手は、2026年のドジャースにおいて「二刀流の話題性を持つ選手」というだけではなく、登板した試合では文字どおり先発ローテーションの中心を担うレベルの投球を続けていた。

 

▪️「打者・大谷」の陰で積み上げた、エース級の数字

大谷選手といえば、どうしてもホームランや長打、そしてMVP争いへ向けた打撃成績に注目が集まりやすい。

しかし、投手として残してきた2026年の数字を改めて並べると、その価値は極めて大きい。

防御率1.79。WHIP0.95。95奪三振。

WHIPが1.00を下回るということは、1イニングあたりの走者許容が極めて少ないことを意味する。

さらに85回2/3で95個の三振を奪っており、単に打たせて取るだけではなく、必要な場面では自らアウトを奪い切る力も示している。

14先発で8勝を挙げていることも含め、大谷選手がマウンドに立っていた期間のドジャースにとって、その存在は先発ローテーションの一角という表現だけでは収まりきらない。

投球内容だけを見ても、十分にエース級と呼べるシーズンを築いていた。

 

▪️左膝の状態を考慮し、あえて投手としての時間をかけた復帰への道

大谷選手が最後に公式戦で登板したのは7月3日だった。

その後は左膝の状態を考慮し、投手としてはローテーションから離脱。一方で、打者としてはチームに出場を続けながら、慎重に投球再開へのプロセスを進めてきた。

ドジャースにとっても、大谷選手を無理に早期復帰させることより、シーズン終盤、そしてその先に控えるポストシーズンを見据え、万全の状態でマウンドへ戻すことが重要だった。

実際、MLB公式サイトによると、大谷選手は8月18日に35球のブルペン投球を行い、その後、8月22日にはライブBPで30球を投げた。

実戦形式の投球では、リハビリ中のウィル・スミス選手を相手に6打席を想定して調整。投手復帰に向けた段階は、いよいよ最終局面へ入ったとみられる。

ロバーツ監督も、大谷選手の状態について前向きな見方を示しており、本人の回復状況と調整内容を確認しながら、次のステップを判断していくことになる。

 

▪️8月31日復帰なら、約2カ月ぶりの公式戦マウンド

今回浮上した8月31日のタイガース戦での復帰が実現すれば、大谷選手にとっては7月3日以来、約2カ月ぶりの公式戦登板となる。

もちろん、復帰日については最終的なコンディションの確認が必要であり、現時点では確定事項ではない。

それでも、ライブBPまで進んだ現在の調整段階を考えれば、

大谷選手が再びドジャースの先発ローテーションへ戻る日は、確実に近づいている。