ドジャースが6連勝で今季80勝到達 スネルが6回無失点の快投 次戦からブレーブスとの重要3連戦へ

2026.8.24

【©️Los Angeles Dodgers 】

大谷翔平選手が粘りの四球から今季9個目の盗塁を決め、先制のホームを踏む。

ロサンゼルス・ドジャースが現地時間8月23日(日本時間=24日)

本拠地ドジャー・スタジアムでピッツバーグ・パイレーツを

4―0で下し、6連勝を飾った。

パイレーツとの3連戦をスイープし、今季80勝目に到達。

勢いを加速させたドジャースは、

次戦からアトランタ・ブレーブスとの敵地3連戦に臨む。


 

 

▪️大谷選手が11球の粘りから先制点を演出

ドジャースは初回から積極的に攻めた。

先頭打者の大谷選手は、パイレーツ先発レイク・バッハー投手を相手に11球を投げさせ、四球を選んで出塁。ここで持ち前の走力を発揮すると、続くフレディ・フリーマン選手の打席で二盗を成功させ、無死二塁とチャンスを広げた。

大谷選手にとって今季9個目となる盗塁。

MLB公式もこの場面を取り上げており、

出塁して終わりではなく、

走塁によって得点機を拡大する大谷選手の存在感が改めて示された。

フリーマン選手の中前打で無死一、三塁となると、

ムーキー・ベッツ選手の内野ゴロの間に大谷選手が生還。

この日の大谷選手は結果的に安打こそ記録しなかったものの、先頭打者として11球を費やして出塁し、盗塁で得点圏へ進み、チームの先制点につなげる働きを見せた。

 

▪️4回に若手・控え戦力が追加点

ドジャースは4回にも攻撃の手を緩めなかった。

2死一、二塁からアレク・トーマス選手が適時打を放ち、昇格後2試合連続となるタイムリーを記録。さらにハンター・フェドゥシア選手にも適時打が生まれ、リードを3―0に広げた。

5回にはフリーマン選手、ベッツ選手の連打からマックス・マンシー選手の内野ゴロの間に追加点。

最終的に4点を奪ったドジャースは、投手陣がパイレーツ打線を完全に封じ込め、完封リレーで勝利を締めくくった。ESPNの公式試合記録でも、

ドジャースは4―0で勝利し、今季成績を80勝51敗としている。


 

▪️スネルが復帰後さらに状態を上げる

この日の最大のポイントの一つとなったのが、

先発ブレイク・スネル選手の投球だった。

スネル選手は6回を94球、被安打2、6奪三振、無失点。

パイレーツ打線に得点を許さず、試合の主導権を完全にドジャース側へ引き寄せた。

米国のロイター通信も、スネル選手が故障から復帰して以降、3度目の先発で再び好投したことを報道。直近18イニングで防御率1.00、21奪三振という数字にも注目している。

さらにロサンゼルス・タイムズも、スネル選手の6回無失点の投球を勝利の大きな要因として報じている。

シーズン終盤に向けて先発投手の状態が重要になるなか、スネル選手が本来の力を取り戻しつつあることは、ポストシーズンを見据えるドジャースにとって大きな材料となりそうだ。

 

大谷選手はこの日、3打数無安打、1四球。

第1打席で11球粘って出塁した後、盗塁を決めて先制点を記録した一方、第2打席は空振り三振、第3打席は遊撃ゴロ、第4打席は左飛に終わった。

これで安打は2試合連続で記録されなかった。

ただ、この日の大谷選手は打撃成績だけでは測れない働きを見せている。

11球の粘りで四球を引き出し、すぐさま盗塁。フリーマン選手の安打を経て先制ホームを踏んだことで、ドジャースは試合開始直後から主導権を握ることができた。

長いシーズンの終盤では、毎試合安打を放つこと以上に、出塁、走塁、得点といった複数の形で攻撃に関与できることも重要になる。

 

▪️6連勝で80勝 ドジャースは再び勢いを加速

この勝利でドジャースはパイレーツとの3連戦を3連勝。

さらに、その前のコロラド・ロッキーズ戦から6連勝となった。

米国メディアによれば、ドジャースは8月10日以降、これで10勝3敗。シーズン終盤に入って再びチーム状態を上向かせている。

MLB公式の順位表でも、ドジャースは80勝に到達。ナ・リーグ西地区の首位を走り、リーグ全体でも上位争いを続けている。

一方で、今季のナ・リーグは上位チームの争いが激しい。

MLB公式やESPNのパワーランキングでは、ミルウォーキー・ブルワーズがドジャースを抑えて上位に位置する週もあり、シーズン終盤のナ・リーグはドジャースにとって決して安泰ではない。

だからこそ、今回の6連勝は単なる連勝記録以上の意味を持つ。

 

▪️次は敵地でブレーブス ナ・リーグ上位対決へ

ドジャースは現地時間8月25日から、敵地でアトランタ・ブレーブスとの3連戦に臨む。

日本時間では8月26日からの3連戦となる。

ブレーブスはナ・リーグ東地区の上位を争うチームで、米国メディアの最新パワーランキングでもナ・リーグの上位グループとして評価されている。

さらに、このカードではドジャースの先発陣にも注目が集まる。

6連勝の勢いをそのまま敵地へ持ち込めるか。そして、打線では大谷選手、フリーマン選手、ベッツ選手、マンシー選手ら中心打者がどのような攻撃を見せるか。

パイレーツ戦では、スネル選手を中心とした投手陣と、トーマス選手、フェドゥシア選手らの新たな戦力が噛み合った。

今季80勝に到達し、6連勝で敵地へ向かうドジャース。シーズン最終盤を見据えたナ・リーグ上位対決を前に、チーム全体の状態は着実に上向いている。