ハーデン選手がキャブス残留へ 3年間で約154億円の大型契約で再出発…生涯獲得報酬は史上6人目の「5億ドル超え」へ
【©️cleveland cavaliers 】
NBA屈指のスターガード、ジェームズ・ハーデンが、
クリーブランド・キャバリアーズとの再契約に合意したと報じられた。
契約規模は3年総額9700万ドル。日本円にして約154億円に達する大型契約となる見込みだ。正式契約が成立すれば、ハーデンのNBAにおける生涯獲得報酬は5億1100万ドル、約812億円に到達。NBA史上でもわずか6人しかいない「生涯獲得額5億ドル突破」の大台に名を連ねることになる。
現地時間20日に米メディアESPNで報道された。
今回報じられた契約には、3年目のプレーヤーオプションが付帯し、全額保証となる見込み。さらに、将来的なトレードが発生した場合には、残りの基本給の最大15%を追加で受け取ることができる「トレード・キッカー」も盛り込まれるという。
▪️キャブスの躍進を支えたハーデンの存在感
ハーデンは昨シーズン途中、ダリアス・ガーランドとのトレードによってキャブスへ加入した。
新天地で出場した26試合では、平均20.5得点、7.7アシストを記録。得点力だけでなく、ゲームを組み立てる司令塔としても存在感を発揮し、チームの躍進を力強く支えた。
ハーデン加入後のキャブスは、2018年以来となるイースタン・カンファレンス決勝進出を達成。レブロン・ジェームズをロスターに擁しない状態では、1993年以来となる大きな到達点だった。
カンファレンス決勝ではニューヨーク・ニックスに敗れたものの、ハーデンはシーズンを通じて新たなチームの可能性を実感していた。
試合後には「何かを見つけたと思う」と語り、キャブスの未来に確かな手応えを示していたという。
その言葉通り、今回の大型再契約は、ハーデンとキャブスがともに次なるステージを目指すための重要な一歩となりそうだ。
▪️チームのために契約時期を調整 補強への道も後押し
ハーデンは6月下旬、来シーズンのプレーヤーオプションを破棄していた。
契約締結のタイミングを調整することで、キャブスがサラリーキャップにおける柔軟性を確保できるよう協力していたとされる。チームはその余地を生かし、積極的な戦力整備を進めてきた。
一時はレブロン獲得の可能性も取り沙汰されたが、最終的にレブロンはフィラデルフィア・セブンティシクサーズへ移籍。その後、キャブスはサイン&トレードを通じてデンバー・ナゲッツからペイトン・ワトソンを獲得するなど、新シーズンへ向けた陣容の強化を進めている。
そして今回、チームの中心的存在となったハーデンとの再契約にも合意。キャブスは経験豊富な司令塔を軸に、さらなる飛躍を目指す体制を整えつつある。
▪️生涯獲得額は約812億円 NBA史上6人目の大台へ
今回の契約が正式に成立した場合、ハーデンのNBAにおける生涯獲得報酬は5億1100万ドル、約812億円に到達する見込みだ。
これはNBAの長い歴史の中でも特別な数字である。
レブロン・ジェームズ、ケビン・デュラント、ステフィン・カリー、ポール・ジョージ、ジョエル・エンビードに続き、ハーデンは史上6人目となる生涯獲得額5億ドル突破を果たすことになる。
長年にわたってリーグの第一線で戦い続け、得点王、アシスト王、そしてレギュラーシーズンMVPにも輝いてきたハーデン。そのキャリアが積み重ねてきた実績の大きさを、今回の歴史的な数字も改めて物語っている。
キャブス加入からわずかな期間でチームをイースタン・カンファレンス決勝へ導いたベテランスターは、新たな大型契約を手に、クリーブランドで2シーズン目を迎えることになる。

