「救命ほど勇気のいる行動はない」16歳ライフガードが荒波から10歳少年を救出 トランプ大統領も「本物のヒーローだ」と称賛
米カリフォルニア州で、荒波にのまれた10歳の少年を救出した16歳のライフガードが、その勇敢な行動をたたえられ、17日(=日本時間18日)にホワイトハウスに招かれた。
7月25日、カリフォルニア州サンタクルーズの海岸で、10歳のナサニエル・レイさんが高波にさらわれ、沖へと流された。
異変を察知して救助に向かったのが、
当時16歳だったライダー・ウィリアムズさんだった。
ウィリアムズさんは荒れた海へ入り、
何度も波にのみ込まれながらも少年を離さなかった。
同僚のライフガードと連携しながら救助を続け、
ナサニエルさんを無事に岸まで送り届けた。
救命活動は、一瞬の判断と大きな勇気が求められる。
自らも危険にさらされる状況で、目の前にいる一人の命を救うために海へ飛び込む。
その行動には、年齢を超えた強い責任感と使命感が表れている。
救助の一部始終を捉えた映像は米国で大きな注目を集め、
ウィリアムズさんの勇気ある行動は広く知られることになった。
そして17日、ウィリアムズさんとナサニエルさんはホワイトハウスに招待され、
トランプ大統領と面会した。
トランプ大統領はナサニエルさんに
「君はこれから長く美しい人生を送ることになる」と声を掛け、
ウィリアムズさんについては「本物のヒーローだ」と称賛した。
さらに、自身なら同じ救助ができたか分からないと冗談を交えながら、
ウィリアムズさんの勇気をたたえた。
一方、ウィリアムズさんは救助当時について、「少年を一刻も早く水から出すことだけを考えていた」と振り返ったという。将来は消防士を目指していることも明かしている。
誰かの命を救うために迷わず行動することは、決して簡単なことではない。
まして16歳という若さで、荒波の中にいる少年を最後まで守り抜いたウィリアムズさんの姿は、まさに救命に携わる人の勇気を象徴するものだ。
一人の少年の命を守った16歳のライフガード。
その勇気ある行動は、多くの人に「命を救う」ということの尊さを改めて伝える出来事となった。


