鈴木誠也選手がカブス終戦でFA市場へ 4年連続20本塁打超の安定感 MLB公式がブルージェイズ候補に言及

2026.10.1
【©️Chicago Cubs 】

米大リーグ、シカゴ・カブスの今季が終わった。

カブスは9月30日(日本時間10月1日)、サンディエゴ・パドレスとのワイルドカードシリーズ第2戦に1―4で敗戦。第1戦に続く連敗で、ポストシーズンから姿を消した。

これにより、カブスに所属する鈴木誠也選手と今永昇太選手の今オフの去就にも注目が集まる。なかでも5年契約を終える鈴木選手は、今季も安定した打撃を見せており、FA市場で大きな注目を集める可能性がある。


 

▪️カブスは10年ぶりの世界一ならず

カブスは2016年以来となるワールドシリーズ制覇を目指し、ワイルドカードからのポストシーズン突破を狙った。

しかし初戦は0―8で敗れると、第2戦もパドレス打線に主導権を握られた。レギュラーシーズンで45本塁打を放ち、本塁打王に輝いたピート・クロウ=アームストロング選手らを擁するカブスだったが、短期決戦では本来の力を発揮しきれなかった。

鈴木選手にとっても、今季はここで終了となった。

 

▪️鈴木誠也は4年連続20本塁打超

鈴木選手は今季143試合に出場し、打率2割7分、26本塁打、86打点を記録した。

メジャー移籍後も長期間にわたって安定した打撃を続けており、20本塁打以上は4年連続。メジャー5年間では通算675試合に出場し、113本塁打、382打点、打率2割6分9厘を記録している。

2022年にカブスと結んだ5年8500万ドルの契約は今季で終了。今オフにはFA市場に出ることになる見込みで、今季の成績に加えて、これまで積み重ねてきた実績も含めて評価されることになる。

さらに今季は外野守備についても評価されており、打撃だけでなく総合的な戦力として新天地を検討する球団が出てくる可能性がある。

 

▪️MLB公式サイトがブルージェイズの可能性に言及

鈴木選手の今後をめぐっては、すでに米国でも移籍先候補をめぐる報道が出ている。

MLB公式サイトは、鈴木選手の獲得に乗り出す可能性がある球団の一つとして、トロント・ブルージェイズに言及している。

もっとも、FA市場はこれから本格化する段階。現時点で特定球団への移籍が決まっているわけではなく、今後の市場の動きによって状況が変わる可能性もある。

一方で、継続的に20本塁打以上を記録してきた右打者として、鈴木選手がFA市場で注目される存在になることは確かだ。

現地では大型契約を予想する声もあり、年俸4000万ドル前後を基準とする見方や、契約総額が2億ドル規模に達する可能性に言及する報道もある。ただし、これらは現段階での予測であり、実際の契約条件はFA市場の動向によって決まる。

 

▪️今永昇太投手もFA市場へ

もう一人、カブスで今季を終えた日本人選手がいる。

今永選手は今季32試合に登板し、11勝10敗、防御率3.77。メジャー3年間では通算86試合に登板し、35勝21敗、防御率3.45を記録した。

今永選手は昨オフ、カブスとの相互オプションを破棄。その後、クオリファイング・オファーを受け入れ、今季は1年契約でプレーしていた。

鈴木選手と今永選手。カブスでチームを支えた日本人選手2人が、同じタイミングでFA市場を迎えることになる。

 

▪️「カブスの鈴木誠也」から次のステージへ

鈴木選手は2022年にメジャーへ移籍して以来、カブスの中心打者として5年間を過ごした。

今回のポストシーズン敗退によって、カブスでのシーズンは終了したが、鈴木選手自身のメジャーでの挑戦が終わるわけではない。

むしろ、この先に待っているのは自身の価値を改めて問うFA市場だ。