張本美和選手 絶体絶命から大逆転! 中国の強敵を撃破しWTT横浜でベスト8進出

2026.8.7
【©️WTT】

卓球の国際大会「WTTチャンピオンズ横浜2026」は6日、横浜BUNTAIで女子シングルス2回戦が行われ、世界ランキング3位の張本美和選手(18=木下グループ)が、劇的な逆転勝利で準々決勝進出を決めた。


 

張本選手は、中国の陳熠選手(21=世界ランキング12位)と対戦。

ゲームカウント0―2と追い込まれる苦しい展開から持ち前の粘り強さを発揮し、最終的に3―2(11―13、9―11、11―5、12―10、11―5)で勝利を収めた。

前日の1回戦では、カットマンとして世界でも高い評価を受ける橋本帆乃香選手(デンソー)との日本勢対決を制していた張本選手。今大会第1シードとして臨む中、2回戦では中国勢の実力者との対戦となった。

陳選手とは過去の対戦で張本選手が勝ち越しているものの、昨年6月にはフルゲームの末に敗れており、決して簡単には勝てない強敵だった。
試合序盤は苦しい展開となった。第1ゲームでは、陳選手の巧みなコース取りに苦戦し、終盤で追い上げを見せたものの、あと一歩及ばず11―13でゲームを落とす。続く第2ゲームも相手の積極的な攻撃に押され、9―11で連取される。
しかし、ここから張本選手が持ち前の勝負強さを発揮した。
第3ゲームでは、フォア前への巻き込みサーブを効果的に使い、試合の流れを引き戻す。さらに第4ゲームでは、フォアミドルへのボールを鋭いクロスで打ち抜くなど、攻撃的なプレーで主導権を掌握。6―9とリードを許した場面から見事に逆転し、12―10で奪取。ゲームカウントを2―2のタイに戻した。
迎えた最終第5ゲームでは、会場の声援を力に変えた張本選手が、序盤から積極的に攻め続ける。強気のラリーで相手を崩し、最後は陳選手のレシーブミスを誘って11―5。見事な逆転勝利でベスト8進出を果たした。
世界トップクラスの中国勢を相手に、ゲームカウント0―2から逆転を成し遂げた張本選手。その高い技術力だけでなく、苦境でも攻め続ける精神力と勝負強さが光る一戦となった。
準々決勝では、アクラ選手(28=インド、世界ランキング67位)とシン・ユビン選手(22=韓国、同10位)の勝者と対戦する。

■WTTチャンピオンズ横浜2026 女子シングルス2回戦

張本美和選手 3―2 陳熠選手

11―13/9―11/11―5/12―10/11―5