新生 無敵艦隊 スペインが16年ぶり世界一へあと1勝 フランスを2-0で撃破し4大会ぶり決勝進出
【©️FIFA】
FIFAワールドカップ2026準決勝が現地時間14日に行われ、スペイン代表がフランス代表を2-0で下し、4大会ぶりの決勝進出を果たした。攻守に隙のない戦いぶりで強豪フランスを完封し、2010年南アフリカ大会以来16年ぶりとなる2度目の世界制覇へ王手をかけた。
今大会屈指の優勝候補同士による一戦は、序盤から互いに主導権を争う緊迫した展開となった。フランスはキリアン・エンバペやウスマン・デンベレを擁する強力攻撃陣を武器に3大会連続の決勝進出を狙ったが、スペインの組織的な守備を前に思うように攻撃の形を作れなかった。
均衡を破ったのはスペインだった。22分、左サイドからのクロスに反応したラミン・ヤマルがプレッシャーをかけると、クリアを試みたリュカ・ディニュがヤマルを倒してPKを献上。このチャンスを主将ミケル・オヤルサバルが冷静に決め、スペインが先制した。
先制後は得意のボール保持で試合をコントロール。テンポの良いパスワークと高い守備意識でフランスに決定機を与えず、前半は相手に枠内シュートを許さない完璧な内容で折り返した。一方のフランスはセンターバックのウィリアン・サリバが負傷交代する不運にも見舞われた。
後半に入ってもスペインの勢いは衰えない。58分、ダニ・オルモとの鮮やかなワンツーで右サイドを突破したペドロ・ポロがGKとの1対1を制し、追加点を奪取。流れるような連係から生まれたゴールでリードを2点に広げた。
反撃に出たいフランスは67分にエンバペが鋭いシュートを放つなど終盤に攻勢を強めたが、スペイン守備陣は最後まで集中力を切らさずゴールを死守。大会を通じて安定した守備力をこの試合でも発揮し、強豪フランスを無得点に封じ込めた。
攻守がかみ合った“無敵艦隊”は4大会ぶりの決勝進出を決め、2010年以来となる世界一へあと1勝。決勝では現地時間19日、イングランド代表とアルゼンチン代表の勝者と対戦する。一方、敗れたフランスは18日に行われる3位決定戦へ回る。
【得点】
22分 0-1 ミケル・オヤルサバル(PK/スペイン代表)
58分 0-2 ペドロ・ポロ(スペイン代表)


