開封するまで誰のサインか分からない”…NBA市場で拡大する「ブラインド型メモラビリア」の熱狂 人気スター選手&レジェンド選手の封入も話題に
【©️NBA Store Japan】
NBAファン、そしてスポーツコレクター市場に
新たな“開封体験”が持ち込まれようとしている。
6月12日より、NBA公式ライセンス商品「2026 Under Wraps NBA BASKETBALLS Volume I」がNBA Store Japanで販売開始となる。最大の特徴は、直筆サイン入りの公式バスケットボールが1球封入されているにもかかわらず、“箱を開けるまで誰のサインか分からない”という点だ。
近年、スポーツカード市場では「ブレイク文化」と呼ばれる“開封そのものをコンテンツ化する消費”が世界的に加速しているが、今回の商品はその流れを、より大型かつ高額なメモラビリア領域へ持ち込んだ格好となる。
封入対象には、現役NBAスターだけでなく、リーグの歴史を彩ったレジェンド、さらには将来性豊かなトップルーキーも含まれるという。中には、ゲームユーズド仕様のボールに直筆サインが施されたものや、複数選手によるマルチサイン、アーティストとのコラボレーションによるアート仕様なども存在。単なる“グッズ”というより、資産性を帯びたコレクターアイテムとしての側面が色濃い。
特に海外市場では、スポーツメモラビリアは「保有するカルチャー」から「投資対象」へと変化しつつある。NBAにおいても、マイケル・ジョーダン氏やコービー・ブライアント氏関連アイテムはオークション市場で高額取引が続いており、近年では若手スター選手のサインアイテムにも注目が集まっている。
今回の「Under Wraps」シリーズは、その“何が出るか分からない”というギャンブル性と、NBAという巨大IPの希少価値が融合したプロダクトと言える。
価格は1BOX税込8万円。
決して安価ではない。しかし現在のスポーツコレクション市場では、「所有欲」だけでなく、「体験価値」や「SNS映えする開封瞬間」そのものが商品価値に直結している。
実際、海外ではこうした“シークレット型メモラビリア”の開封動画が数百万再生を記録するケースも珍しくない。誰のサインが出るのか。箱を開ける数秒間に、スポーツファン特有の高揚感が凝縮されている。
スポーツとエンターテインメント、そして投機性。
その境界線が曖昧になりつつある現在、NBAメモラビリア市場は期待できる。
■商品概要
商品名:2026 Under Wraps NBA BASKETBALLS Volume I
販売開始:6月12日
価格:1BOX 80,000円(税込)
内容:NBA公式直筆サイン入りバスケットボール1球封入
販売:NBA Store Japan
【文:高須基一朗】

