鈴木誠也選手 約1か月ぶりの豪快8号アーチ 本拠地熱狂の一撃で復調気配を鮮烈アピール

2026.6.4

【©️Chicago Cubs 】

シカゴの夜空に、待望の一発が高々と舞い上がった。

カブスの鈴木誠也選手が6月3日(日本時間4日)、本拠地リグレー・フィールドで行われたアスレチックス戦に「4番・右翼」で先発出場。約1か月ぶりとなる8号ソロ本塁打を放ち、スタジアムを大歓声に包み込んだ。鈴木選手の本塁打は、5月8日(日本時間9日)のレンジャーズ戦以来、実に23試合ぶり。長く続いた沈黙を破る一撃は、苦しい時期を過ごしてきた本人、そしてチームにとっても大きな意味を持つアーチとなった。


 

0―2で迎えた2回先頭の第1打席。

カウント3―1から相手先発スプリングス投手の147キロ台の直球を完璧に捉えると、打球は左中間スタンド中段へ一直線。打球速度約175キロ、飛距離約124メートルを記録した圧巻の一発に、鈴木選手は打った瞬間に確信したような表情を見せ、本拠地ファンも総立ちとなった。

さらに、この日は守備でも存在感を発揮。2回表には浅いフライに猛然とチャージし、スライディングキャッチで好捕。攻守両面でチームを鼓舞するプレーを見せた。

今季の鈴木選手は、4月下旬から5月上旬にかけて状態を大きく上げ、チームの快進撃を支える活躍を披露。4月22日から5月8日までの17試合で7本塁打を放つなど、主砲として存在感を示していた。

しかし、その後はチームが10連敗を喫するなど苦しい戦いが続き、鈴木選手自身も6試合連続無安打を経験するなど調子を落としていた。ホームランも22試合、92打席にわたって遠ざかっており、ファンからも復活の一撃が待ち望まれていた。

それでも、直近では4試合連続安打を記録するなど徐々に復調の兆しを見せており、この日の豪快弾は再浮上への強烈なメッセージとなった。