スパーズが土壇場で意地を見せる 12季ぶりNBAファイナルへ望みつなぐ ウェンバンヤマ選手「戦い続けることが大切」

2026.5.29

【©️San Antonio Spurs 】

NBA  西地区 カンファレンス・プレーオフ決勝第6戦が28日(日本時間29日)に行われ、サンアントニオ・スパーズがオクラホマシティ・サンダーを118―91で下し、シリーズ成績を3勝3敗のタイに戻した。崖っぷちの一戦を制したスパーズは、2013―14シーズン以来となる12季ぶりのNBAファイナル進出へ望みをつないだ。


 

スパーズは本拠地フロスト・バンク・センターで行われた大一番。

敗れればシーズン終了という崖っぷちの状況の中で

スパーズは立ち上がりから高い集中力を見せた。

第5戦では、一時 20点差を追い上げながらも終盤に突き放されて敗戦。

シリーズ2勝3敗と後がない状況に追い込まれていたが、

この日は若手を中心にエネルギッシュなプレーを披露した。

前半は途中出場のディラン・ハーパー選手が流れを引き寄せ、スパーズが60―53とリードして折り返す。さらに第3クオーターでは、堅守から一気に13―0のランを成功させて主導権を完全に掌握。このクオーターだけで32―13と圧倒し、試合を決定づけた。

 

チームをけん引したのは、“怪物”の異名を持つビクター・ウェンバンヤマだった。

攻守両面で存在感を示し、チーム最多となる28得点10リバウンドのダブルダブルを記録。ハーパー選手が18得点、ステフォン・キャッスル選手も17得点を挙げ、若きスパーズが大舞台で躍動した。

試合後、ウェンバンヤマ選手は第7戦へ向けて静かな闘志を口にした。

「自分たちは一貫してやるべきことを続けてきた。大切なのは経験のある人たちの話を聞くこと。チーム内でもスタッフでも、周囲には素晴らしい人たちがいる」

さらに、プレーオフ特有の緊張感についても語った。

「ゲーム7では小さなミスがすべて浮き彫りになる。でも、どんな状況でも戦い続けなければならない。追い詰められた時こそ、それが最高のチャンスになると感じている」

運命の第7戦は30日(日本時間31日)、サンダーの本拠地ペイコム・センターで開催される。