ジョディ・フォスターさんが念願のフランス映画初主演 知性とユーモアが交錯する『プライベート・ケース』 7月24日公開

2026.5.20

ジョディ・フォスターさんが、初めてフランス映画で主演を務めた『プライベート・ケース』が、7月24日より全国公開されることが決定した。あわせて、作品のキービジュアルも解禁された。


 

本作は、原題『Vie privée』として、各国の映画祭で高い評価を受けてきたフレンチ・ミステリー。3月に東京・渋谷で開催されたフランス映画祭ではオープニング作品としてジャパンプレミア上映され、チケットが即完売となるなど、大きな注目を集めた。

物語の主人公は、パリで活躍する精神分析医リリアン。

長年診察を続けてきた患者ポーラの突然の死を知らされた彼女は、診療の過程で異変の兆候を感じ取れなかったことに強い違和感を抱く。やがて、その死が単なる事故ではなく、殺人ではないかという疑念を深めていく。

一方で、自身も原因不明の“涙が止まらなくなる症状”に悩まされるようになったリリアンは、眼科医で元夫のガブリエルと再会。彼を巻き込みながら独自の調査を進め、危うい真実へと足を踏み入れていく。

『告発の行方』『羊たちの沈黙』で2度のアカデミー賞を受賞したジョディ・フォスターさんは、かねてよりフランス映画への出演を熱望していたことで知られる。これまで数々のオファーを受けながらも、納得できる役柄に出会えなかったというが、本作で満を持して“念願”を果たした。

ジョディ・フォスターさんは、「監督から届いた脚本を読んですぐ、この主人公に強く惹かれました。まるで贈り物のような脚本でした」とコメント。全編フランス語による演技にも挑み、知的で繊細、それでいてユーモアを併せ持つ主人公像を体現している。

リリアンの元夫ガブリエルを演じるのは、ダニエル・オートゥイユさん。さらに、濱口竜介監督作品への出演でも知られるヴィルジニー・エフィラさん、個性派俳優として高い評価を受けるマチュー・アマルリックさんら、実力派キャストが脇を固める。

メガホンを取ったのは、レベッカ・ズロトヴスキさん。『美しき棘』『プラネタリウム』などで、女性の欲望や喪失、揺れ動くアイデンティティを繊細に描いてきた俊英で、“フランス映画界のソフィア・コッポラ”とも称される存在だ。

知性とスリル、そしてブラックユーモアが交錯する“大人のためのフレンチ・ミステリー”。ジョディ・フォスターさんの新たな代表作となることだろう。