DPOY受賞直後にアクシデント!ウェンバンヤマ 顔面強打で脳震とう退場…シリーズは1勝1敗に
【©️San Antonio Spurs 】
NBAプレイオフの最中、栄誉の受賞からわずか一日後にアクシデントが起きた。ビクター・ウェンバンヤマが試合中に激しく頭部を打ち、脳震とうの疑いで退場。チームは接戦を落とし、シリーズは振り出しに戻った。
4月22日(現地21日)、サンアントニオ・スパーズはポートランド・トレイルブレイザーズとのプレイオフ・ファーストラウンド第2戦に臨んだが、試合の流れを大きく左右する出来事が起きた。
第2クォーター残り8分57秒、ウェンバンヤマはドライブからゴールへ向かう中で接触しバランスを崩すと、そのまま前のめりに転倒。顔面からコートへ強く叩きつけられ、一時は意識を失ったかのような様子を見せた。
会場が騒然とする中、ウェンバンヤマはしばらくして自力で立ち上がり、そのままロッカールームへ。脳震とうの疑いにより大事を取って退場となり、この日の出場は約12分で終了した。記録は5得点、4リバウンド、1アシスト、1ブロック。試合はスパーズが103-106で競り負け、シリーズは1勝1敗となった。
今後の焦点はウェンバンヤマの状態だ。報道によれば、NBAの脳震とうプロトコルでは、負傷後48時間は完全な活動再開が認められず、段階的な復帰にも厳格な基準が設けられている。すべてのステップをクリアしたうえで、チームドクターおよびリーグの承認が必要となる。
チームメートのステフォン・キャッスルは試合後、「誰がコートに立っていても、自分たちらしく戦う」と前を向きつつも、エース不在の影響の大きさをにじませた。
ウェンバンヤマは第1戦で35得点を記録し、プレイオフデビュー戦としては球団新記録を樹立。さらに前日には年間最優秀守備選手賞(DPOY)を史上初の満場一致で受賞したばかりだった。それだけに、この日のアクシデントはチームにとってもリーグにとっても大きな衝撃となっている。

