【©️ONE Championship】

ONE Championshipは、11月16日に東京・有明アリーナで開催される「ONE 173: スーパーボン VS 野杁」の追加カードを発表した。

3月のロッタン・ジットムアンノン戦で惜敗した武尊（team VASILEUS）が、カナダ出身のデニス・ピューリック（ボスニア・ヘルツェゴビナ）と再起戦を行うことが決まった。

武尊選手は、今年3月に行われた約1年2か月ぶりの日本大会「ONE172：TAKERU VS RODTANG」にて、前ONEムエタイ世界フライ級王者ロッタンと対戦。

大会前に肋骨を骨折の負傷を抱えていた影響もあり、1ラウンドでKO負けを喫した。

しかし、4月には現役続行を表明。

6月のカード発表会見ではゲストとして登場し、再起戦への意欲を見せていた。

対するピューリック選手は、強烈な打撃と鉄壁のタフネスを武器に戦うファイター。

昨年6月の「ONE 167」ではロッタンとフルラウンドに渡る激闘を展開し、

ユナニマス判定で敗れたものの、ONEの強豪ひしめく舞台で、

ファイターとしての実力を世界に示した。

【ロッタンと互角の戦いを見せた】

今回の対戦について、武尊選手は大会主催ONEを通じてコメント。

「11月16日のONE日本大会で、デニス・ピューリック選手との対戦が決まりました。彼はアグレッシブで、真正面から打ち合ってくれるファイターですので、熱い殴り合いになると確信しています。この試合は、自分が再びロッタン選手と戦うための重要なステップです。過去にピューリック選手はロッタン戦を判定まで持ち込んでおり、彼をKOできればロッタン戦への大きなアピールになるはずです。絶対に負けられない一戦であり、格闘家としても重要な試合です」と意気込みを語った。

武尊選手にとって、“ロッタン再戦への最短での切符”をかけた一戦となるのは間違いないだろう。