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8月2日（土）東京・大田区総合体育館で開催された「ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2025 TOKYO」。GLORY×RISE合同の-65kg級ワンデートーナメント1回戦に、BreakingDownフェザー級王者のYURA（ダイアタイガージム／RISEスーパーライト級5位）が登場。中国の強豪コン・デシャンをわずか1ラウンドで沈め、

インパクト満点の世界デビューを飾った。

YURAはK-1甲子園準優勝をはじめ、複数団体で王座を獲得してきた実力者。2023年にBreakingDownへ参戦すると、その過激な舞台で瞬く間に頂点へ。昨年12月には初代フェザー級王者に輝き、RISEでも木村“ケルベロス”颯太や山口裕人を連続KOするなど、破壊力を武器に戦績を15勝（7KO）1敗まで伸ばしている。唯一の黒星は“雷神番外地”で朝久泰央に喫したものだ。

対するデシャンは身長180cmの長身を誇り、35勝10敗のキャリアを持つ中国武術界の猛者。序盤から左インローとジャブで距離を探ったが、YURAは冷静に間合いを計り、突き刺すようなジャブから右カーフをヒット。そして1ラウンド中盤、いきなり放った右ストレートがデシャンをとらえ、ダウンを奪う。

立ち上がった相手に対し、YURAは畳みかけるように右を連打。最後はオーバーハンド気味の右ストレートで長身のデシャンを豪快になぎ倒し、1R2分37秒でノックアウト勝利を収めた。

試合後、マイクを握ったYURAは笑顔で宣言。
「KOしたかったのでKOできて嬉しいです。この大きなトーナメントで優勝まで登りつめます。皆さん応援よろしくお願いします」

BreakingDownから飛び出した異端児が、ついに世界の檜舞台でも猛威を振るい始めた。