超RIZIN4で伊澤星花選手と対戦するシン・ユジンが体重超過!挑戦者に理解を示しノンタイトル戦へ
RIZINは25日、27日にさいたまスーパーアリーナで開催される『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』に出場予定の伊澤星花(JAPAN TOP TEAM)とシン・ユジン(Bon Jiujitsu Songtan)の試合が、当初予定されていたRIZINスーパーアトム級(49.0kg)タイトルマッチから52.0kg契約のノンタイトル戦へ変更されたと発表。
都内で行われた個別インタビューの場で、榊原信行CEOが緊急会見を開き、経緯を説明。
シン陣営からは「49.0kgの契約体重を作るのが困難である」と23日頃に連絡があり、
協議の結果、両陣営合意のもと、上限52.0kgでのノンタイトル戦に変更されたという。
榊原CEOは「伊澤選手からは、無理な減量による体調不良を避けるべきとの意向が示された。勝負の場はベストコンディションで行われるべきという考えに基づき、タイトルを懸けずに試合を実施する判断に至った」と説明。加えて、「伊澤選手は5月の大会での試合機会を逃しており、今回の出場を強く望んでいた」とし、試合の継続を優先する姿勢を明かした。
なお、対戦相手のシン・ユジンは、2024年12月に韓国『ROAD FC』で行われたアトム級暫定王座決定戦でも、前日計量で大幅に体重を超過。
試合は契約体重変更のうえ実施されたが、結果はノーコンテストとなっている。
今回も同様の減量トラブルが発生したことで、体重管理への懸念が再燃している。
榊原CEOは「今回、ユジン選手は52kgを作ると述べている。両者が合意しているものの、最終的には計量での確認を待つ必要がある」としたうえで、「伊澤選手としては、相手に言い訳の余地を与えず、試合で決着をつけたいという強い意志がある」と語った。
今後については「今回の対応が階級転向につながるかどうかは、伊澤選手本人の判断次第」とし、今後の展望には明言を避けた。