【ONE】王者ハガティーが与座優貴選手に“公開挑戦状”11月・日本開催を熱望「歴史をつくろう」
【©️ONE Championship /Jonathan Haggerty】
ONEチャンピオンシップのバンタム級キックボクシング世界王者ジョナサン・ハガティー(28=英国)が、自ら防衛戦の相手として日本の与座優貴(27=team VASILEUS)を指名した。18日に元王者ペッタノンを圧倒し勝利した与座に対し、ハガティーはインスタグラムを通じて「タイトルをかけて11月に日本で戦おう」と異例の“公開挑戦状”を突きつけた。
「おめでとう、ユウキ。ワールドクラスの試合だった」
ハガティーはこう称賛の言葉を送ると、「君の冷静さ、タイミング、そしてテクニックにリスペクトを送る。僕と“ダンス”がしたいんだろ? 僕も同じ気持ちだ」と発言。さらに、「これは単なる試合ではない。異なるスタイル、異なる文化、そして同じ全盛期にいる2人の王者がぶつかる歴史的な一戦になる」と、世紀の一戦にふさわしい対戦であることを強調した。
さらにハガティーはONEのチャトリCEOにも直接言及し、「契約書を送ってくれ。世界に忘れられない試合を届けよう」とメッセージ。試合開催の舞台も「日本」を名指しで希望しており、11月開催を強く求めている。
一方で、与座に対してONE側が別の強豪・スーパーレックとの対戦を打診している件については、「ナンセンスだ」と一刀両断。「次に戦うべき相手は僕だ」と明言し、挑戦者を自らの手で選ぶという王者としての姿勢を見せた。
与座は18日の試合後、スーパーレック戦の可能性を問われると「それもいいですけど…」と苦笑いしながらも、「ランキング3位のペッタノンに勝ったので、王座挑戦の資格はあると思う」と語り、ハガティー戦にも前向きな姿勢を示していた。
世界が注目する“技術の化身”ハガティーと、“剛腕テクニシャン”与座の激突が実現すれば、日本格闘技界にとっても大きな追い風となる。果たして、11月の日本大会で夢のタイトルマッチは実現するのか。続報に期待したい。