韓国歌手のBoAさんが 骨壊死の診断で全国ツアーを中止 健康優先し早期手術へ
2025.7.15
韓国出身の歌手BoA(38)が、9月から開催予定だった全国ツアー「BoA LIVE TOUR 2025(仮)」の全公演を中止すると発表した。
公式サイトによると、BoAは近年続いていた膝の痛みが悪化し、医師の診断により「骨壊死」との疾患が判明。激しい運動を控え、早急な手術が必要とされており、本人は治療と回復に専念する方針だ。
運営側は15日、公式サイトにて「BoAは膝の痛みが悪化し、病院で検査を受けた結果、手術を伴う治療が必要な骨壊死との診断を受けました」と報告。「進行を抑えるには、無理な運動を避け、早急に手術を受ける必要があるとの判断に至りました」とし、ツアー開催は困難と結論づけた。
これに伴い、8月に東京で行われる予定の「SMTOWN LIVE 2025 in TOKYO」への出演も見送られる。運営は「公演を楽しみにされていた皆様にはご迷惑とご心配をおかけいたしますが、アーティストの健康を最優先にした判断であることをご理解ください」と理解を求めた。
BoAは2000年に韓国でデビューし、翌年には日本進出。アジア圏での活躍を広げ、長年にわたり第一線で活動を続けてきた。近年は俳優業やプロデュース業にも携わるなど、活動の幅を広げている。
今回の発表により、活動の一時休止は避けられないが、関係者は「健康と安全を最優先にし、万全の体調で再びステージに立てるよう全力でサポートしていく」としている。