レイズが延長12回に劇的サヨナラ勝ち!3連敗から意地の1勝 ブルワーズの球団初世界一は持ち越し
米大リーグのワールドシリーズ第4戦が10月27日(日本時間28日)、トロピカーナ・フィールドで行われ、タンパベイ・レイズがミルウォーキー・ブルワーズに4-3で延長12回サヨナラ勝ちを収めた。
3連敗で後がないレイズは、土壇場で2点を奪う劇的な逆転劇を演じ、シリーズ初勝利。ブルワーズが球団史上初の世界一を決める可能性は次戦以降に持ち越された。シリーズはブルワーズの3勝1敗となり、レイズは逆転優勝への望みをつないだ。
▪️レイズが先制 ブルワーズもすぐさま反撃
試合は序盤から両チームが点を取り合う展開となった。
レイズは2回裏、1死一塁からチャンドラー・シンプソンが右翼線への適時二塁打を放ち、ジョニー・デルーカが一塁から生還。先発グリフィン・ジャックスも序盤のブルワーズ打線を無失点に抑え、チームに流れを引き寄せた。
ブルワーズは4回表、サル・フレリックの安打をきっかけに好機をつくると、クーパー・プラットが適時二塁打を放って同点に追いついた。
レイズはその裏、相手の失策を足掛かりに再び勝ち越したが、ブルワーズも5回表にデービッド・ハミルトンがソロ本塁打を放ち、2-2とした。
その後は両チームの投手陣が踏ん張り、スコアは動かないまま延長戦へ。10回、11回も互いに得点を許さず、勝負は12回までもつれ込んだ。
▪️プラットの勝ち越し弾でブルワーズが世界一に王手
延長12回表、ブルワーズはプラットがこの日4本目の安打となる勝ち越しソロ本塁打を放ち、3-2とリードを奪った。
球団史上初のワールドシリーズ制覇まで、あとアウト3つ。3連勝でシリーズを支配してきたブルワーズが、そのまま頂点へ駆け上がるかに見えた。
しかし、レイズは本拠地のファンの前で最後まで食い下がった。
▪️意地を見せる!最終回に2点 更にウィリアムソンがサヨナラ打
延長12回裏、レイズは相手の失策と安打で無死一、三塁の好機を迎えた。
ここでデルーカが適時打を放ち、3-3の同点。さらに攻撃の手を緩めず、無死満塁とサヨナラの好機を広げた。
打席に入った代打ベン・ウィリアムソンは、右翼への適時打を放ち、三塁走者が生還。レイズが4-3で劇的なサヨナラ勝ちを収めた。
あと一歩で世界一を決めるところまで迫っていたブルワーズにとっては、目前で勝利を逃す結果となった。一方、レイズは追い込まれた状況から粘り強く試合をつなぎ、シリーズの流れを変える可能性を秘めた1勝を手にした。
▪️レイズは逆転優勝への道を切り開けるか
ワールドシリーズは先に4勝したチームが優勝する。ブルワーズは依然として3勝1敗と優位に立っており、球団初の世界一まであと1勝という状況に変わりはない。
一方、レイズにとって第4戦の勝利は、単なる1勝以上の意味を持つ。延長12回に勝ち越しを許しながらも、最後の攻撃で試合をひっくり返したことで、シリーズを続けるための貴重な足掛かりを得た。
3連敗からの逆転優勝は極めて難しい挑戦だが、今回のサヨナラ勝ちは、レイズが最後まで勝負を諦めない姿勢を示すものとなった。
次戦となる第5戦も、トロピカーナ・フィールドで開催される予定。ブルワーズが悲願の初優勝を決めるのか、それともレイズが再び意地を見せてシリーズを続けることが叶うのか。
ワールドシリーズは、もう一つの大きな山場を迎える。


