ティモシー・シャラメ主演『デューン 砂の惑星PART3』最終予告公開 皇帝となったポールが直面する「救世主」の代償

2026.10.28

ティモシー・シャラメさんが主演を務めるSF映画『デューン 砂の惑星PART3』の最終予告映像と海外版ポスタービジュアルが10月28日、公開された。

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が手がけるシリーズの完結編となる本作では、皇帝の座を手にしたポール・アトレイデスが、19年間にわたる征服と戦争の果てに、自らの運命と向き合う姿が描かれる。日米同時公開は12月18日を予定している。

 


▪️1000を超える星を征服 皇帝ポールを待ち受ける運命


最終予告は、皇帝となったポールが政略結婚の相手であるイルーラン皇女(フローレンス・ピューさん)を問い詰める緊迫した場面から始まる。そこで明らかになるのは、暗殺計画の存在と、ポールが愛するチャニ(ゼンデイヤさん)との関係だ。

前作『デューン 砂の惑星PART2』で宿敵ハルコネン家への復讐を果たし、皇帝の座を手にしたポール。しかし、権力を掌握したことで戦いが終わるわけではなかった。

予告編では、ポールが皇帝として君臨した19年間に、1000を超える星を征服してきたことが語られる。かつて戦いを終わらせると誓ったはずの男は、終わりの見えない戦争の連鎖に巻き込まれていく。

「私は彼女が恐れた破滅をもたらす存在なのか?」というポールの問いかけは、物語の重要なテーマを浮かび上がらせる。未来を見通す能力を持ち、人々から救世主として崇められる存在となった彼は、自らの選択がもたらした結果と、避けられない運命のはざまで苦悩する。

映像には陸上や空中で展開される大規模な戦闘シーンも収録。宇宙規模の勢力争いに加え、皇帝の周囲で進行する陰謀や裏切りが、物語を緊迫感のある展開へと導いていく。

 


▪️「救世主」の物語から権力の代償を問う最終章へ


原作は、フランク・ハーバートさんによるSF小説シリーズ。希少な資源「スパイス」を唯一産出する砂の惑星デューンを舞台に、貴族間の権力闘争や宗教、政治、環境、人類の未来をめぐる壮大な物語が展開される。

2021年公開の『デューン 砂の惑星』、2024年公開の『デューン 砂の惑星PART2』に続く本作では、ポールが権力を手にした後の世界が中心となる。

救世主として迎えられた人物が、圧倒的な権力を握ったとき、何が起こるのか。ポールの統治は宇宙の秩序をもたらすのか、それとも新たな破滅を招くのか。最終章では、壮大な戦闘だけでなく、信念と現実の矛盾に直面する主人公の内面も物語の軸となりそうだ。

監督は前2作に続き、ドゥニ・ヴィルヌーヴさんが務める。ティモシー・シャラメさん、ゼンデイヤさん、フローレンス・ピューさんのほか、ジェイソン・モモアさん、レベッカ・ファーガソンさん、イザック・ド・バンコレさん、シャーロット・ランプリングさん、アニャ・テイラー=ジョイさん、ロバート・パティンソンさん、ハビエル・バルデムさんらが出演する。

宇宙の頂点に立ったポールが何を選び、どのような結末を迎えるのか。最終予告は、シリーズを通して描かれてきた権力と運命の物語が、

いよいよクライマックスへ向かうことを印象づけている。

映画『デューン 砂の惑星PART3』は12月18日、日米同時公開。