【ONE】野杁正明選手がシアサラニを2-1の判定で撃破 フェザー級トーナメント決勝進出 グレゴリアンとの頂上決戦へ
ONE SAMURAI 4のフェザー級キックボクシング・トーナメント準決勝で、野杁正明選手がモハメド・シアサラニ選手と対戦。
3ラウンドにわたる攻防の末、野杁選手が2-1の判定で勝利を収め、決勝進出を決めた。
互いに譲らない打撃戦となった一戦。
シアサラニ選手の左フックやテンカオに対し、野杁選手は鋭いジャブと強烈な右ローキックで対抗した。終盤にはシアサラニ選手に反則行為によるイエローカードが2枚提示される展開もあり、勝負は判定に委ねられた。
1ラウンド、野杁選手は左ボディーをクリーンヒットさせ、序盤から攻撃を組み立てる。一方、シアサラニ選手が繰り出す、上から被せるような左フックも警戒すべき攻撃となった。
ラウンド終盤には、シアサラニ選手が左ハイキックを放つ。
このトーナメントの準々決勝の舞台で日本の強豪ファイターの1人
海人選手をKOしたことでも知られる強烈な一撃だったが、
野杁選手は落ち着いて、このハイキックを回避。
会場から大きな歓声とどよめきが上がった。
両者ともに見せ場をつくったものの、明確な打撃の差が生まれることなく、最初の3分間を終えた。
2ラウンドに入ると、野杁選手は左ジャブを連続して繰り出し、的確に距離をつかむ。3連続のジャブは鋭く、シアサラニ選手にプレッシャーをかけた。
カウンターの左もヒットさせたが、シアサラニ選手は倒れず、試合を続行。シアサラニ選手も左のテンカオを効果的に使い、接近戦で応戦する。
そのなかで存在感を示したのが、野杁選手の強烈な右ローキックだった。まともに受けたシアサラニ選手の体が流れるほどの威力を見せ、相手が嫌がる様子もうかがえた。
互いの武器がぶつかり合うなか、野杁選手の右ローが試合の流れを左右するポイントとなった。
▪️3R 反則行為でシアサラニにイエローカード2枚 野杁が競り勝つ
勝負の最終ラウンド、野杁選手が左フックをクリーンヒットさせる。最後まで攻撃の手を緩めず、勝利を手繰り寄せようとする。
一方、シアサラニ選手には、相手の蹴りをキャッチした際の打撃など、反則行為に関する問題が発生。さらにムエタイ式の攻防を見せるなかで、イエローカードが2枚提示される展開となった。
試合は3ラウンドを戦い抜き、勝敗はジャッジの判定へ。結果は2-1で野杁選手の勝利となった。
▪️決勝はグレゴリアンとの激突へ
接戦を制した野杁選手は、フェザー級キックボクシング・トーナメント決勝へ進出。決勝の相手は、強豪マラット・グレゴリアン選手に決まった。
シアサラニ選手の多彩な攻撃をしのぎながら、自らのパンチとローキックで対抗した野杁選手。準決勝の激闘を乗り越え、いよいよトーナメント制覇を懸けた大一番に臨む。

