村上宗隆選手の米メジャー1年目が幕 ホワイトソックスは2連勝から悪夢の3連敗 地区シリーズ第5戦で力尽きる

2026.10.11
【©️Chicago White Sox 】

ホワイトソックスの村上宗隆選手にとって、メジャーリーグ1年目のシーズンが悔しい形で幕を閉じた。現地時間10日(日本時間11日)、クリーブランドで行われたガーディアンズとの地区シリーズ第5戦に0-2で敗戦。シリーズ開幕から2連勝を飾りながら、その後3連敗を喫し、リーグ優勝決定シリーズ進出を逃した。4番・一塁で先発出場した村上選手も4打数無安打、4三振と苦しみ、最後の打席まで快音は響かなかった。


 

■ 2連勝から一転 3連敗で終戦 ガーディアンズの投手陣に封じられる

後がない一戦で、ホワイトソックス打線は相手先発ウィリアムズ選手の前に苦戦を強いられた。5回2死まで無安打に抑え込まれ、試合を通じて12三振を喫するなど、攻撃の糸口をつかめない展開となった。

均衡が破れたのは4回。ホワイトソックスの先発バーク投手がラミレス選手に2ラン本塁打を浴び、2点を先行された。打線は最後まで反撃のきっかけを見いだせず、0-2のまま試合終了。勝利したガーディアンズがリーグ優勝決定シリーズへ駒を進めた。

ホワイトソックスは地区シリーズの序盤で2連勝を挙げ、次のステージへ大きく近づいたかに見えた。しかし、そこから流れが一変。投打がかみ合わない試合が続き、最後は3連敗でポストシーズンから姿を消した。

 

■ 村上宗隆は4打数無安打4三振 勝負どころの満塁機も生かせず

4番・一塁で出場した村上選手にとっても、厳しい一日となった。

最初の2打席で三振に倒れると、迎えた6回には2死満塁の絶好機で第3打席に立った。2点を追う展開で、一打が試合の流れを変える可能性もあった場面。しかし、相手左腕サブロウスキー投手の前に空振り三振となり、反撃のチャンスを生かせなかった。

さらに9回先頭で迎えた第4打席も空振り三振。最後まで安打を放つことができず、ポストシーズン最後の試合を4打数無安打、4三振で終えた。

主砲として期待を集めた村上選手にとって、シーズンを締めくくる結果は満足のいくものではなかっただろう。一方、短期決戦では相手投手の継投や配球への対応が勝敗を左右する。今回の経験は、今後のメジャーでの戦いを考えるうえでも重要な材料となりそうだ。

 

■ 1年目からチーム最多の35本塁打 低迷球団の躍進を支えた存在

ポストシーズンでは悔しさが残ったものの、レギュラーシーズンで村上選手が残した数字は際立っている。メジャー1年目にしてチーム最多の35本塁打を記録。長打力を武器に打線の中核を担い、3年連続でシーズン100敗以上を喫していたホワイトソックスの躍進を支えた。

ポストシーズン進出を果たしたこと自体、チームにとって大きな前進だった。2連勝から3連敗という結末は、選手やファンにとって受け入れがたいものかもしれない。それでも、長く苦しいシーズンを戦い抜き、勝ち上がる可能性を持ったチームへと変化したことは、来季につながる成果といえる。