ウォリアーズ ポジェムスキーと5年約174億円で契約延長合意 カリーの後継を見据えた長期戦略

2026.10.11

 

NBAのゴールデンステイト・ウォリアーズが、ブランドン・ポジェムスキー選手と5年総額1億1000万ドル(約174億円)の契約延長で合意したと、

米スポーツ専門局『ESPN』が報じた。

契約は全額保証とされ、トレードキッカーなどの条項も含まれるという。

ステフィン・カリー選手らベテランを軸に優勝を目指すウォリアーズにとって、23歳の若手ガードを長期的に確保することは、目先の戦力維持と将来への備えを両立させる動きとなる。


 

▪️5年契約で将来の主力候補を確保

報道によると、新契約は2027-28シーズンから適用される。これにより、ポジェムスキー選手は来夏に制限付きフリーエージェント(FA)となる前に、長期契約を確保することになる。

契約には2031-32シーズンの双方合意によるオプションが付帯し、トレードキッカーも含まれるとされる。総額1億1000万ドルという規模に加え、契約期間の長さからも、球団が同選手を将来の戦力として位置づけていることがうかがえる。

ポジェムスキー選手は2023年のNBAドラフトで全体19位指名を受け、ウォリアーズに入団。ルーキーイヤーから出場機会を積み重ね、着実に実績を伸ばしてきた。

2025-26シーズンはレギュラーシーズン全82試合に出場し、43試合で先発。平均13.8得点、5.1リバウンド、3.7アシストを記録した。3ポイントシュート成功率は37.1%で、成功数153本はカリー選手に次ぐチーム2位だった。

得点だけでなく、リバウンドやアシストでも貢献できる点は、ポジェムスキー選手の特徴だ。複数の役割を担えるガードとして、チーム内での存在感を高めている。

 

▪️主力不在の局面でも得点力を発揮

カリー選手やジミー・バトラー選手が欠場した時期には、攻撃面で重要な役割を担った。昨季終盤の22試合では平均18.1得点、5.2リバウンド、3.6アシストを記録。シーズン平均を上回る得点を残し、出場機会や役割の拡大に対応できることを示した。

主力選手がそろう試合では周囲を生かし、不在時には自身の得点力を発揮する。こうした柔軟性は、長いシーズンを戦うチームにとって重要な要素となる。

今後は、カリー選手らとともにプレーしながら、攻撃の組み立てや試合運びの面でも経験を積むことが期待される。

 

▪️ベテランの戦力維持と若手育成を並行

ウォリアーズは今オフ、カリー選手との契約延長に加え、ドレイモンド・グリーン選手、アル・ホーフォード選手、クリスタプス・ポルジンギス選手らベテラン勢を含む戦力整備を進めてきた。

優勝を目指すうえでは、経験豊富な選手たちの力を生かすことが欠かせない。

一方で、主力の年齢構成や将来的な戦力の入れ替わりを考えれば、

若手の成長も重要なテーマとなる。