カルデナスが井上尚弥選手との再戦を熱望「もう一度 あの舞台へ」ダウン奪った前戦を経て再起
米国のボクシング専門メディアが、ラモン・カルデナスの今後の目標に注目している。2025年5月、スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥と対戦し、2回にダウンを奪ったカルデナスは、8回TKOで敗れたものの、
その戦いぶりによって世界的な評価を高めた。
現在、WBA世界スーパーバンタム級2位につけるカルデナスは、再び井上と拳を交えることを視野に入れているという。
井上尚弥選手からダウンを奪った男はボクサーとしての価値をさらに高めた
米専門メディア「ボクシングシーン」は8月25日、カルデナスへのインタビューをもとに、井上との再戦を目指す現在の思いを紹介した。
カルデナスは2025年5月、米ネバダ州ラスベガスで井上に挑戦。
序盤から果敢に攻め、2回には強烈なパンチで井上からダウンを奪う場面を作った。
最終的には8回TKOで敗れたものの、世界4団体統一王者からダウンを奪ったインパクトは大きく、カルデナスの名前を世界中のボクシングファンに知らしめる一戦となった。
「ボクシングシーン」は、カルデナスについて「世代を代表する偉大なボクサーであり、パウンド・フォー・パウンド最強の座を誇る井上尚弥からダウンを奪った」と紹介。そのうえで、カルデナスが一度の大金星に満足することなく、さらなる高みを目指していると伝えている。
▪️再起戦ではTKO勝利 WBAランキングも上昇
井上戦後も、カルデナスはキャリアを前進させている。
2025年12月に行われた再起戦では5回TKO勝利を収め、見事に復活。
現在はWBA世界スーパーバンタム級2位までランキングを上げており、
再び世界タイトル戦線に加わる位置まで戻ってきた。
8月29日には再起第2戦を予定しており、ここでさらなる存在感を示せば、
世界タイトルへの道が一段と近づくことになる。
井上戦で世界に強烈なインパクトを残したカルデナスにとって、
再起戦線で結果を積み重ねることは、
再び頂点へ挑戦するための重要なステップとなりそうだ。
▪️井上尚弥選手の次戦を巡る動きにも注目
一方、井上の今後を巡っても、ボクシング界ではさまざまな可能性が浮上している。
井上は現在、次戦に向けて調整を進めており、2027年2月または3月のリング復帰が見込まれている。
対戦候補として名前が挙がっているのが、WBA世界バンタム級王者のジェシー・ロドリゲスだ。元スーパーフライ級3団体統一王者でもある「バム」ことロドリゲスは、軽量級を代表する実力者の一人として注目を集めている。
ただし、井上にはフェザー級への挑戦という選択肢も浮上しており、次戦の行方は現時点で流動的だ。
井上自身も8月20日にXを更新し、スパーリングを開始したことを報告。
「スーパーバンタム級に留まり噂されている一戦をやるか
フェザー級に挑戦かどちらに転んでもいいよう上げて行きます」と投稿している。

