幾田りらさん実写映画に初挑戦 昭和の歌姫 梓みちよ役で「こんにちは赤ちゃん」を歌唱 岡田准一主演『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』
YOASOBIのボーカルikuraとしても知られる幾田りらが、実写映画に本格初出演することが決定した。岡田准一が主演を務める映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』で、昭和を代表する歌手・梓みちよを演じる。劇中では、梓の代表曲「こんにちは赤ちゃん」を自ら歌唱。音楽で日本と世界をつないだ時代を描く作品に、新たな注目を集めそうだ。
映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』は、12月25日に公開される予定。
1963年に発表され、日本音楽史に大きな足跡を残した「上を向いて歩こう」=「SUKIYAKI」の誕生を軸に、作曲家・中村八大、作詞家・永六輔、歌手・坂本九の3人による“689トリオ”の青春と、名曲が生まれるまでの物語を描く。
「上を向いて歩こう」は1963年、米国のビルボードチャートで3週連続1位を記録。
日本の楽曲が世界的なヒットへと成長した象徴的な一曲として、現在も世代を超えて親しまれている。
今回、発表された幾田が演じるのは、昭和を代表するスター歌手の一人、梓みちよ。1963年に発表された「こんにちは赤ちゃん」は大ヒットを記録し、第5回日本レコード大賞を受賞するなど、当時の音楽シーンを象徴する楽曲となった。
幾田は劇中で、この「こんにちは赤ちゃん」を実際に歌唱。永六輔が当時、梓に伝えた歌唱へのアドバイスも参考にしながら、楽曲が生まれた時代の空気感を表現したという。
透明感のある歌声を持ち味とする幾田が、現代を代表する歌い手から昭和の歌姫へと姿を変えることも、本作の大きな見どころとなりそうだ。衣装やヘアスタイルも当時の雰囲気を再現し、梓みちよの姿をスクリーンに甦らせる。
幾田にとって実写映画への出演は今回が初めて。一方で、これまでにも『竜とそばかすの姫』(2021年)や『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』(2024年)などで声優を務め、音楽活動とともに表現者として活躍の幅を広げてきた。
本作では、岡田准一が中村八大、松坂桃李が永六輔、仲野太賀が坂本九を演じる。さらに、清野菜名、仲里依紗、土屋太鳳、上白石萌音、吉岡里帆、前野朋哉、こがけん、薬師丸ひろ子、阿部寛、戸塚純貴、八木莉可子、井之脇海、山田真歩ら、豪華キャストが名を連ねている。
撮影を終えた幾田は、初めての実写映画の現場について「慣れない映画の現場で緊張しました」と振り返りながらも、キャストやスタッフの温かなサポートに触れ、「朗らかに最後まで撮影できました」とコメント。
さらに、「こんにちは赤ちゃん」の歌唱については、当時の永六輔から梓みちよに送られたアドバイスを参考にしたことを明かし、「映画の現場と音楽がリンクする場所で歌えたことがすごく幸せでした」と充実感をにじませた。
衣装や髪型についても、「当時にタイムスリップしたかのような衣装や髪型で、少しでも梓みちよさんの雰囲気になれたらいいなと思いながら挑みました」と語っている。
現代の音楽シーンを牽引する幾田りらが、昭和を代表する名曲をどのように歌い継ぐのか。時代を超えて愛される音楽と、若き表現者の新たな挑戦が交差する『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』。幾田にとって記念すべき実写映画デビューが、作品にどのような彩りを加えるのか楽しみだ。


