岡本和真選手が2戦連発17号で“ゴジラ超え” 本塁打王争いで大谷翔平選手 鈴木誠也選手と並走 日本人スラッガーたちの競争が現実に

2026.6.23

 

【©️Blue Jays 】

日本人打者による歴史的な本塁打競演が、メジャーリーグで大きな話題となっている。

ブルージェイズの岡本和真選手(29)は22日(日本時間23日)、本拠地トロントで行われたアストロズ戦に「6番・三塁」で先発出場。2回の第1打席で今季17号となる同点ソロ本塁打を放ち、2試合連続アーチを記録した。


 

0―1で迎えた2回無死。

アストロズ先発ハンター・ブラウン投手が投じた92.5マイル(約149キロ)のシンカーを完璧に捉えると、打球は左翼席へ一直線。打球速度101.9マイル(約164キロ)、飛距離388フィート(約118メートル)の鋭いライナー性の一発に、本拠地ロジャース・センターは大歓声に包まれた。

この一発により、岡本選手は2003年にヤンキースでプレーした松井秀喜選手が記録したメジャー1年目の16本塁打を上回り、日本人選手のデビューイヤーにおける新たな歴史を刻んだ。さらに、日本人右打者のメジャー1年目最多本塁打記録である城島健司選手の18本にもあと1本と迫っている。

そして今季のメジャーリーグで見逃せないのが、日本人打者同士による本塁打争いだ。

岡本選手の17本塁打は、ドジャースの大谷翔平選手、カブスの鈴木誠也選手と並ぶ数字。メジャーリーグを代表する強打者たちがひしめく本塁打ランキングの中で、日本人選手3人が上位争いを演じている状況は極めて異例といえる。

 

これまで日本人野手の評価軸は打率や安打数、出塁率などが中心だった。

しかし今季は、大谷選手、鈴木選手、岡本選手が「本塁打」というメジャーリーグの花形部門で存在感を示している。特に岡本選手はメジャー1年目ながら、長年日本球界を代表するスラッガーとして培ってきた長打力をそのままメジャーの舞台でも発揮している。

20日のカブス戦では勝ち越しとなる16号3ランを放ち、チームを勝利へ導いた。その試合前には侍ジャパンでもともに戦った今永昇太選手とも再会。雨天中止を挟んで迎えたアストロズ戦でも勢いは止まらず、2試合連続本塁打で好調ぶりを印象付けた。

 

シーズンはまだ半ばを迎えたばかりだが、大谷選手と鈴木選手が繰り広げる本塁打王争いに、岡本選手も本格的に加わりつつある。日本人選手同士がメジャーリーグの本塁打ランキングでしのぎを削る―そんなかつて想像もできなかった光景が、2026年シーズンの大きな見どころの一つとなっている。