菅野智之投手が自己ワースト8失点も7勝目 灼熱41度のラスベガスで粘投 球団新記録23得点の歴史的大勝

2026.6.15

【©️Colorado Rockies 】

過酷な環境下でのマウンドだった。

ロッキーズの菅野智之投手が14日(日本時間15日)、

ラスベガスで行われたアスレチックス戦に先発登板。

5回を投げてメジャー自己ワーストとなる8失点を喫したものの、

打線の歴史的な援護に支えられ今季7勝目(4敗)を手にした。


試合はロッキーズが23―9で大勝。

23得点は球団新記録となり、チームは連敗を3で止めた。

この日のラスベガスは試合開始時で38度、試合中には41度まで気温が上昇。乾燥した灼熱の空気が球場を包む中、菅野投手にとっても厳しい登板となった。

初回、味方が2点を先制して迎えたマウンドだったが、先頭打者から連打を浴びるなど制球に苦しみ、一挙4失点。立ち上がりから逆転を許す苦しい展開となった。

さらに2回には適時二塁打で同点に追いつかれ、4回も四球をきっかけに失点を重ねるなど、本来の安定感ある投球を披露することはできなかった。それでも3回は三者凡退に抑えるなど修正を試み、崩れそうで崩れ切らない粘りを見せた。

試合の流れを大きく変えたのは打線だった。

ロッキーズ打線は中盤以降に爆発。5回には打者10人の猛攻で6得点を奪うなど、アスレチックス投手陣を完全に攻略した。大量援護を受けた菅野投手だったが、その裏には2ラン本塁打を浴び、この日8失点目。最終的に97球、被安打9、与四球2、奪三振2で降板した。

内容だけを見れば苦しい登板だった。しかし勝負の世界では白星もまた評価の一部だ。菅野投手はこれで3連勝となり、今季7勝目をマーク。日本人投手では山本由伸投手と並ぶ勝利数となった。

メジャー挑戦1年目のシーズンは順風満帆とはいかない。それでも灼熱のラスベガスで試練を乗り越え、勝利という結果を持ち帰ったことは大きい。球団史に残る23得点の乱打戦の中で、菅野投手は苦しみながらもチームの勝利をつかみ取った。