「多くの記録が更新される可能性」米ラスベガスで強化ドーピング容認大会が初開催へ
2026.5.24
【©️Enhanced Games 】
米ラスベガスで24日(日本時間25日)に初開催される、いわゆるドーピング容認型の国際スポーツ大会「エンハンスト・ゲームズ」をめぐり、大会関係者が「多くの世界記録が更新される可能性がある」との見通しを示した。
同大会のマーティン・マキシミリアン最高経営責任者(CEO)は23日の記者会見で、「科学の力を活用し、人間の身体能力の可能性を再定義する試みだ」と説明。その上で「従来の水準を大きく上回るパフォーマンスが示される可能性がある」と述べた。
大会では、米食品医薬品局(FDA)が承認しているとされる物質について、医科学専門家の管理下で一定期間使用するプログラムが実施されると説明されている。関係者によれば、選手はおよそ8~9週間にわたる“能力強化”プロトコルを経て競技に臨むとされる。
また、世界反ドーピング機関(World Anti-Doping Agency)が禁止する物質の使用については、最終的には各選手の判断に委ねられているとされ、大会側は「使用しない選手もおり、その選択は尊重されている」としている。
一方でAP通信によると、2022年世界陸上選手権男子100メートル王者のフレッド・カーリー(米国)は、禁止物質の使用を否定しているという。
大会には陸上、競泳、重量挙げなどの競技が予定されており、元世界王者を含む約40人の選手が参加する見通し。優勝者には各種目で破格の賞金設定となる25万ドル(約4000万円)が用意されている。


