涙連発の木原龍一選手…終始笑顔の三浦璃来選手「今泣く!?」「私が引っ張っていく立場になってしまったね」
ミラノ・コルティナ五輪フィギュアスケート・ペアで日本勢初の金メダルを獲得した「りくりゅう」こと三浦璃来選手(24)、木原龍一選手(33)組(木下グループ)が28日、都内で現役引退発表会見を行った。
会見冒頭、三浦選手が報道陣への感謝を述べると、隣の木原選手は早くも号泣。開始わずか3秒で涙を流す展開となった。これに三浦選手は「泣かないで」と優しく声をかけ、会場は温かな空気に包まれた。
また、引退後の生活について三浦選手が「アイスショーのためには、体づくりを常にしないといけないので」と語ると、木原選手が思わず笑みを浮かべ、マイクを通さずに何かを伝える一幕も。これに三浦選手が「うるさい」とツッコみ、会場は笑いに包まれた。
会見終盤には、冒頭から涙していたことについて質問が及んだ。
木原選手は「さすがに最初から自分が泣くことはないと思っていたんですけど」と振り返るも、三浦選手がすかさず指を差してツッコミ。木原選手は「裏でいろいろな方に見送っていただいた時点でスイッチが入ってしまって」と明かし、「璃来ちゃんに“今泣くの早いでしょ”って言われて、“口を開けなさい”って言われたんですけど(笑)」と照れ笑いを見せた。
三浦選手も「泣いている場面がすごく多かったなという印象です。涙もろいイメージがついてしまいましたね(笑)。立場的にも、私が引っ張っていく立場になってしまったね(笑)」と終始笑顔で応じ、長年のペアとしての信頼関係をにじませた。
2人は17日にSNSで引退を発表。
「やり切ったという気持ちでいっぱいで、悔いはありません」とつづっていた。
25日のミラノ・コルティナ冬季五輪・パラリンピック日本選手団による「応援感謝パレード」後の取材でも、木原選手は「これからはプロとして2人で頑張っていきます」と今後への意欲を語っていた。
「りくりゅう」ペアは2019年に結成。
2022年北京五輪団体銀メダル、2023年世界選手権優勝など日本ペア史上初の快挙を次々と達成。さらに主要国際大会を制し、年間グランドスラムも達成した。2026年ミラノ・コルティナ五輪では団体銀メダルに貢献し、個人戦ではショートプログラム5位から逆転し、日本ペア史上初の金メダルを獲得している。

