久保建英選手 悲願のプロ初タイトル 激闘PK戦制し歓喜「やっと勝てた」 ソシエダが6年ぶり国王杯制覇
【©️Real Sociedad 】
スペイン国王杯決勝が18日(日本時間19日)、セビリアで行われ、レアル・ソシエダがアトレティコ・マドリードと2―2で引き分け、PK戦を4―3で制して6シーズンぶり4度目の優勝を果たした。日本代表MFの久保建英は後半終盤から出場し、勝利に貢献。プロキャリア初となるタイトル獲得に喜びを爆発させた。
試合後、歓喜の輪の中心にいた久保選手は「初めてのタイトルはうれしい。大事な試合で負け続けてきたので、やっと勝てた」と率直な思いを口にした。これまであと一歩で届かなかったタイトルへの壁を乗り越え、「引退する時に誇れるものがひとつ増えた」と、その価値をかみしめた。
前半14秒、ソシエダは左サイドからのクロスにFWバレネチェアが頭で合わせ、電光石火の先制点を奪う。しかし、アトレティコも前半19分に同点に追いつき、その後は一進一退の攻防が続いた。前半終了間際にはPKを獲得し、オヤルサバルが冷静に決めて再びリード。2―1で試合を折り返した。
後半はアトレティコが主導権を握る展開となり、ソシエダは守勢に回る時間が続く。そして後半38分、連続攻撃の末に同点ゴールを許し、試合は振り出しに戻った。苦しい局面で後半43分からピッチに立った久保選手は、守備に奔走しながら試合を延長戦へとつなぐ。
延長戦では中盤でボールを受けると果敢に仕掛け、スルーパスで好機を演出するなど、攻撃にリズムをもたらした。だが、互いに決め手を欠き、勝負はPK戦へともつれ込む。
PK戦ではソシエダのGKマレロが序盤から連続セーブで流れを引き寄せると、最後は5人目が冷静に決めて決着。激闘に終止符が打たれた。
久保選手はチームメートと抱き合い、悲願のタイトルを分かち合った。
リーグ戦、そして今夏に控える大舞台を見据え、「自信にはなるが、調子に乗りすぎず、ケガに気をつけたい」と気を引き締める姿も印象的だった。

