大谷翔平選手が見せた「ロサンゼルスの象徴」たちの共演 マジック・ジョンソンと笑顔のハグ、ドジャース開幕戦が示す“スター都市”の系譜

2026.3.27

【©️Los Angeles Dodgers】

ロサンゼルス・ドジャースの開幕戦は、単なるシーズンの始まりではなかった。

そこに現れたのは、時代と競技を超えた「ロサンゼルスのスター」の象徴的な共演だった。

NBAの伝説的スター、マジック・ジョンソンが始球式のマウンドに立ち、そのボールを受けたのがドジャースの大谷翔平。ショートバウンドの投球を大谷選手がキャッチすると、2人は笑顔で握手を交わし、そのままハグ。スタジアムは大歓声に包まれた。

この光景は、単なるセレモニー以上の意味を持っていた。


 

▪️ロサンゼルスという「スター都市」

マジック・ジョンソンはNBAロサンゼルス・レイカーズの黄金時代を築いた象徴的存在であり、引退後は実業家としても成功、さらにドジャースの共同オーナーグループの一員でもある。つまり彼は、ロサンゼルスのスポーツとビジネスの両方を象徴する人物だ。

そのジョンソンが、背番号「17」のドジャースのユニホームに袖を通し始球式を行い、そのボールを大谷翔平選手が受ける。この構図は、ロサンゼルスという都市が新たなスターを迎え入れたことを象徴するセレモニーだったと言っていい。

スタンドの大歓声も、単なるイベントへの拍手ではなく、「ロサンゼルスの新しい顔」への歓迎の意味合いが強かった。


 

▪️ドジャースの主役として迎えられた大谷翔平

大谷選手はこの試合、「1番・DH」で先発出場。

開幕投手は山本由伸投手が務め、

日本人スター2人がドジャースのシーズン幕開けを担う形となった。

試合は開幕戦を8−2で勝利して白星で飾っている。

ドジャースは近年、資金力とスター選手の獲得でメジャーリーグ屈指の人気球団となっているが、その中心に立つ存在として大谷選手が迎えられていることは、

この始球式の演出からも明らかだった。


【文:高須基一朗】