ストリートファイト6のゲーム世界大会で日本の21歳・さはらが快挙 初出場で世界一、賞金100万ドル(約1億5000万円)獲得
両国国技館で開催のCAPCOM CUP 12で若手台頭の大会に
対戦格闘ゲーム『ストリートファイター6』の世界王者を決める公式大会「CAPCOM CUP 12」が3月11日から14日まで、東京の両国国技館で開催された。
世界各地のトッププレイヤー48人が集う最高峰の舞台で、日本の21歳・さはら選手(Good 8 Squad)が初出場ながら優勝。賞金100万ドル(約1億5000万円)を獲得し、格闘ゲーム界の頂点に立った。
▪️「現実とは思えない」21歳の新王者
試合後の優勝インタビューで、さはら選手は驚きと喜びが入り混じった様子で胸の内を語った。
賞金100万ドルの使い道を問われると、
「夢じゃないっすよね……? 本当に、なんだこれは。まだ現実とは思っていないです」
と率直な言葉で心境を吐露。会場からは笑いと温かい拍手が送られた。
さらに、この優勝の意味について問われると、少し言葉を選びながらこう続けた。
「家族や友達に、今まで胸を張って誇れるものがなかった。今回、ようやく『優勝』という結果を誇れるようになって本当によかったです」
世界の頂点に立った若き王者の飾らない言葉に、会場の観客からは惜しみない称賛が送られた。
▪️若手が躍動・席巻したTOP4
最終日となった14日は、TOP16から決勝までのトーナメントが行われた。
準決勝に進出したのは、
Blaz(チリ)
Kilzyou(フランス)
さはら(日本)
ひぐち(日本)
の4選手。
いずれも2000年代生まれの若手プレイヤーで、世代交代を象徴する顔ぶれとなった。
準決勝第1試合では、さはらがBlazを5―3で撃破。
もう一方の試合では、フランスのKilzyouがフルセットの末にひぐちを5―4で下し、決勝進出を決めた。
決勝戦では、Kilzyouが舞やキャミィを使い分けて粘りを見せたが、さはらはエドを操り安定した立ち回りで主導権を握る。最終的にそのまま勝利を収め、世界王者の座を手にした。
▪️世界最高峰の格闘ゲーム大会「CAPCOM CUP」
CAPCOM CUPは、カプコンが主催する『ストリートファイター』シリーズの世界大会で、同シリーズにおける個人戦の最高峰イベント。
年間ツアー「CAPCOM Pro Tour」で出場権を獲得した選手のみが参加できる招待制大会で、優勝賞金は100万ドル。シリーズ全体のシーズン賞金総額は200万ドルを超える規模となっている。
今大会のTOP4に入った選手は、2026年にサウジアラビア・リヤドで開催される世界最大級のeスポーツイベント
Esports World Cup 2026
への出場権も獲得した。
【CAPCOM CUP 12 最終順位】
1位:さはら(21/エド)
2位:Kilzyou(24/舞・キャミィ)
3位:Blaz(16/サガット)
4位:ひぐち(24/ガイル)
5位:ふ~ど(40/エド)
5位:DualKevin(30/ラシード)
5位:Micky(17/舞・キャミィ)
5位:Vxvao(27/エドほか)

