2兆7000億円を生む女優パワー!ハリウッドは“演技”ではなく“興収”で女王が決まる時代へ

2026.1.14

Scarlett Johansson

ハリウッドでいま、桁違いの“女優バトル”が繰り広げられている。
勝敗を分けるのは、演技力でも知名度でもない。どれだけの金を世界中の映画館にもたらしたか!?その一点だ。

米興行データを集計する映画業界誌「ザ・ナンバーズ」によると、長年トップを走ってきたスカーレット・ヨハンソン(41)がついに女優別累計興行収入ランキングで2位に後退。
代わって頂点に立ったのが、「アバター」シリーズのヒロイン、ゾーイ・サルダナ(47)だった。


 

■ スカーレットは「2兆6000億円」を稼いだ女優

ヨハンソンが出演した映画の世界累計興収は約165億ドル、日本円にして約2兆6268億円。
これは一個人がスクリーンに立ったことで生み出した金額としては、もはや国家予算レベルだ。

「アベンジャーズ」シリーズでブラック・ウィドウを演じ、
「ジュラシック・ワールド」「ブラック・ウィドウ」などの超大作を次々ヒットさせ、
さらに「ジョジョ・ラビット」でアカデミー賞ノミネートという評価も獲得。

“演技力”と“動員力”の両立こそが、彼女を長年「世界で最も稼ぐ女優」に君臨させてきた理由だった。

 

■ だが、それすら上回る“アバター経済圏”

しかし、その記録すら塗り替えたのがサルダナだ。
彼女の累計興収は約170億ドル――約2兆7000億円に迫っている。

その原動力は、言うまでもなくジェームズ・キャメロン監督の「アバター」シリーズだ。

『アバター』(2009)…約4655億円

『ウェイ・オブ・ウォーター』(2022)…約3694億円

『ファイヤー・アンド・アッシュ』(2025)…すでに約1400億円超

この“アバター経済圏”の中心に立ち続けているのが、ネイティリ役のサルダナである。
つまり彼女は、地球規模の映画マネーの心臓部にポジションを持つ女優なのだ。

 

■ ハリウッド女優は「スター」ではなく「収益装置」

注目すべきは、このランキングが「主演回数」や「ギャラ」ではなく、「その女優がスクリーンに立ったことで、世界で何円動いたか」で決まるという点だ。

サルダナは『アバター』だけでなく、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』や『アベンジャーズ』にも出演。
つまり彼女は、マーベルとアバターという2大マネー装置の中枢にいる唯一の女優でもある。

その結果、演じた役の数以上に、
“動かした金の量”でスカーレットを超えたのである。

サルダナは2024年の『エミリア・ペレス』でアカデミー賞助演女優賞をはじめ、
ゴールデングローブ賞、SAG賞、BAFTAと主要賞を総なめにした。

だが、ハリウッドで最も価値がある肩書は今やこうだ。

「この女優は、2兆円を稼ぐ」

スカーレットとゾーイの2人が繰り広げる“2兆円超えの女王バトル”は、
映画が芸術であると同時に、地球規模の金融ビジネスであることを改めて浮き彫りにしている。