米大リーグ・ドジャースやツインズでプレーし、

日米通算165勝を誇る前田健太投手（37）が、

楽天イーグルスの今オフ補強の最有力候補に浮上していることが

21日、球団関係者への取材で分かった。
前田投手には読売ジャイアンツも獲得調査を進めていたが、

楽天は複数年契約を含む条件を提示しているとみられ、

同球団入りが現実味を帯びてきた。

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■楽天の補強ポイントと合致

今季の楽天は先発投手陣が課題となり、チームの先発防御率はリーグ最下位の3.72。

2桁勝利投手や規定投球回に到達した先発がいなかったこともあり、経験豊富な先発投手の獲得が急務とされてきた。
米球界での実績に加え、球種の豊富さや安定した制球力を兼ね備える前田投手は、

まさにそのニーズに合致する存在だ。

球団関係者によれば、楽天との交渉は順調に進んでいるという。

条件面でも前田側の希望と概ね一致しているとされ、

早ければ今月中にも入団が決まる見通しとなっている。