日本代表がカタールに123-70の圧勝 八村塁選手が30得点の大爆発 全員得点で“最強布陣”の強さを証明
男子バスケットボール日本代表が、圧倒的な攻撃力を披露した。
8月31日、TOYOTA ARENA TOKYOで行われた「FIBAバスケットボールワールドカップ2027アジア地区予選 Window4」で、日本代表はカタール代表と対戦。試合開始直後から主導権を握ると、最後まで攻守にわたって相手を圧倒し、123-70で快勝した。
八村塁選手が30得点とチームをけん引したほか、富永啓生選手が23得点、ジョシュ・ホーキンソン選手が16得点、渡邊雄太選手が12得点、西田優大選手が11得点をマーク。
さらに河村勇輝選手が9アシストを記録するなど、個々の能力だけではなく、チーム全体の連係でもカタール代表を上回った。
日本代表は河村勇輝選手、西田優大選手、馬場雄大選手、八村塁選手、ジョシュ・ホーキンソン選手を先発に起用した。
試合開始直後から、日本代表は持ち味であるスピードと外角シュートを駆使し、カタール代表を圧倒。
先制点を奪ったのは馬場雄大選手。コーナーから3ポイントシュートを沈めると、続いて八村選手も外からシュートを成功させる。
日本代表の攻撃は勢いを増し、開始約4分で11-0とリードを広げた。
さらに守備から速攻につなげる場面も増え、馬場選手、八村選手が豪快なダンクを披露。コートを縦横無尽に駆ける日本代表のバスケットに、会場も大きな盛り上がりを見せた。
第1クォーター終盤には八村選手、富永選手が相次いで3ポイントを決め、日本代表は29-11と18点差をつけて最初の10分を終えた。
第2クォーターに入ると、ベンチスタートだった佐々木隆成選手が躍動。
持ち前のスピードを生かしたドライブなどから連続得点を奪い、日本代表の攻撃をさらに活性化させた。
このクォーターは日本代表24-23カタール代表とほぼ互角の展開となったものの、日本代表は前半終了間際にも好プレーを連発。
ホーキンソン選手が3点プレーを成功させ、八村選手は守備でブロックショットを披露。さらに渡邊選手が豪快なダンクを決めるなど、攻守両面で日本代表の選手たちが存在感を示した。
前半を終えて日本代表が53-34。19点のリードを奪い、試合の主導権をしっかりと握った。
後半に入っても、日本代表の攻撃はさらに加速した。
西田選手が長距離からシュートを沈めると、それまでゲームメイクを優先していた河村選手にも得点が生まれる。
日本代表はボールを素早く動かしながら、外角シュートとインサイドを効果的に使い分け、次々と得点を積み重ねていった。
一方のカタール代表は司令塔がファウルアウト。さらに指揮官がテクニカルファウルを重ねて退場するなど、試合途中には思わぬ展開も生まれた。
それでも日本代表は集中力を切らさない。
第3クォーターだけで40得点を奪う猛攻を見せ、93-45と大量リードを築いた。
第4クォーター開始からわずか2分で、日本代表は100得点に到達。
その後も攻撃の手を緩めず、八村選手が再びダンクを決めるなど、最後まで日本代表のペースで試合を進めた。
終盤には河村選手と齋藤拓実選手を同時にコートへ送り出し、ツーガードの布陣も披露。
最終的には123-70。
日本代表が53点差をつけ、カタール代表を退けた。
▪️八村選手は30得点、6リバウンド、4アシスト
この日の主役となったのは八村選手だった。
3ポイントシュートを8本中6本成功させ、30得点、6リバウンド、4アシスト、3スティール、4ブロックを記録。
得点源としてだけでなく、リバウンドや守備でも大きな存在感を発揮し、チームを勝利へ導いた。
さらに富永選手が23得点、ホーキンソン選手が16得点8リバウンド、渡邊選手が12得点、西田選手が11得点と、複数の選手が2桁得点を記録。
河村選手は5得点ながら9アシストをマークし、日本代表の攻撃を巧みにコントロールした。
そして、この試合で特筆すべきなのが、出場した選手全員が得点を記録したことだ。
チーム全体の3ポイント成功率も52.6パーセント(20/38本)と高い数字を残しており、個人の能力だけに頼るのではなく、全員が得点に絡む日本代表のバスケットを披露した。
▪️“最強布陣”が見せた日本代表の世界を見据えた戦い
八村選手、河村選手という日本人NBAプレーヤーが代表活動に合流し、さらに渡邊選手も復帰。
日本代表は、これまで以上に選手層の厚い布陣でWindow4に臨んでいる。
28日のサウジアラビア代表戦に続いてカタール代表戦にも勝利し、Window4を連勝で締めくくった日本代表。
八村選手の得点力、河村選手のゲームメイク、渡邊選手や馬場選手の運動能力、ホーキンソン選手のインサイド、そして富永選手や西田選手らのシュート力。
それぞれの武器がかみ合えば、日本代表はさらに大きな可能性を秘めている。
123得点という圧倒的な数字に加え、出場選手全員が得点を記録した今回の一戦。
ワールドカップ2027へ向け、日本代表が着実に力を積み上げていることを印象づける快勝となった。



