ヤンキースが台湾の逸材右腕 賴謙凡選手を獲得 NPB球団との争奪戦制し約1億4000万円で契約

2026.6.24

米大リーグのヤンキースが、台湾球界期待の18歳右腕・賴謙凡(ライ・チェンファン)選手との契約に合意した。球団育成部門の公式SNSなどで発表され、契約金は87万2500ドル(約1億4000万円)。日本プロ野球(NPB)球団との争奪戦を制しての獲得となった。


 

賴選手は台湾・大渓高出身の本格派右腕で、最速154キロを誇る将来有望な投手として注目を集めてきた。恵まれた体格と高いポテンシャルを兼ね備え、近年の台湾アマチュア球界を代表する逸材の一人と評価されている。

その名を国際舞台で大きく知らしめたのが、昨年開催されたU-18ワールドカップだった。台湾代表として3試合に登板し、計7イニングで14奪三振を記録。

力強い直球を軸に圧倒的な奪三振能力を披露し、台湾の銅メダル獲得に大きく貢献した。世界各国のスカウトが集まる大会で強烈なインパクトを残したことで、一気に評価を高めた。

今回の契約に至るまでには、複数のNPB球団も獲得に乗り出していたとされる。

台湾球界では近年、日本球界を経由してメジャーリーグを目指すケースも少なくないが、賴選手は直接メジャー組織入りという道を切り拓いた。ヤンキースは長期的な育成プランを提示し、その将来性を高く評価したとみられる。

 

ヤンキースは近年、若手有望株の発掘と育成に力を入れており、国際FA市場でも積極的な補強を続けている。アジア市場への注目も高まる中で、台湾のトッププロスペクト獲得は将来を見据えた重要な投資と言える。