MLB 24歳剛腕が168.2キロの歴史的一球 先発投手で史上最速を記録 サイ・ヤング賞候補が衝撃の完封劇
【©️Milwaukee Brewers 】
メジャーリーグで新たな歴史が刻まれた。
ブルワーズのジェイコブ・ミジオロウスキー投手が現地12日(日本時間13日)、本拠地ミルウォーキーで行われたフィリーズ戦に先発登板。
初回に104.5マイル(約168.2キロ)を計測し、投球追跡システムによる計測が始まった2008年以降、先発投手として史上最速となる記録を樹立した。
衝撃の一球が飛び出したのは初回だった。
先頭打者のカイル・シュワーバー選手との対戦で、初球から103.4マイル(約166.4キロ)を記録。さらに100マイル超の剛速球を連発すると、
カウント2―2から投じた5球目、外角低めへ伸びる
104.5マイルの速球で空振り三振を奪った。
MLB公式データサイト「Baseball Savant」によると、2008年以降に104マイル以上を計測した投手はミジオロウスキー投手を含めてわずか11人。これまで先発投手による到達例はなく、今回の168.2キロはスターターとして史上初の快挙となった。
近年のメジャーリーグでは投手の高速化が進んでいるが、先発投手が試合開始直後から168キロ級の速球を投じることは極めて異例だ。長いイニングを投げる先発投手には出力を抑える傾向がある中、ミジオロウスキー投手はその常識を覆すパフォーマンスを見せている。
24歳の右腕は昨季メジャーデビューを果たし、その潜在能力の高さで注目を集めた。フォーム改造に取り組んだ今季はさらに進化を遂げ、試合前時点で13試合に先発して7勝2敗、防御率1.50、116奪三振を記録。いずれもリーグトップの成績で、サイ・ヤング賞の有力候補として高い評価を受けている。
この日のフィリーズ戦でも圧巻の投球を披露し、剛速球と制球力を兼ね備えた内容で相手打線を封じ込めた。球速だけではなく、結果でもリーグ最高峰の実力を証明している。


