カナダ代表が“新時代”へ本格始動 MVPのSGA選手ら23人選出 マレー選手、ウィギンズ選手は方針転換でメンバー外に
カナダ男子バスケットボール代表が、2027年FIBAワールドカップおよび2028年ロサンゼルス五輪を見据えた新体制を本格始動させた。現地1日、初期登録メンバー23人を発表し、NBAシーズンMVPに輝いたシェイ・ギルジャス・アレクサンダー(SGA)選手を中心とした精鋭が名を連ねた。
米スポーツ専門局『ESPN』などによると、今回のメンバーにはSGA選手のチームメートであるルーゲンツ・ドート選手をはじめ、RJ・バレット選手、ディロン・ブルックス選手、ベネディクト・マサリン選手らNBAで実績を重ねる主力選手が選出。
一方で、ジャマール・マレー選手、アンドリュー・ウィギンズ選手ら実力者がメンバー外となり、話題となっている。
背景には、新たに代表指揮官へ就任したゴーディ・ハーバート監督と、ゼネラルマネジャー(GM)を務めるローワン・バレット氏による“継続参加重視”の新方針がある。
カナダ代表は今後、2027年W杯、さらに2028年ロサンゼルス五輪までを一体的な強化期間と位置づけ、長期的に代表活動へコミットできる選手を優先的に招集する方針を明確化。短期的なスター選考ではなく、継続的に代表プログラムへ関わる姿勢を重視する。
ハーバート監督はカナダ放送協会(CBC)のインタビューで、
「この夏にコミットメントを示さない選手は代表に選ばれない」と断言。
「これまでは単純に最高の選手を集めればいいという考え方もあったが、それだけでは十分ではない。代表チームには、時間と情熱を注ぎ、プログラムに責任を持てる選手が必要だ。私にとってのコミットメントとは、自分がチームに何をもたらせるかに集中できる選手、人間性も含めた姿勢そのものを指す」と語り、チームカルチャーの構築に強い意欲を示した。
カナダ代表は近年、NBA選手の充実によって世界屈指のタレント集団へと成長。
昨夏の国際大会でも高い競争力を示しており、次世代黄金期への期待が高まっている。
なお、W杯予選は7月にスタート予定。
カナダはプエルトリコ代表、ジャマイカ代表と対戦する。

