Krush王者撃破の衝撃 永澤サムエル聖光選手が見せた執念!大岩龍矢選手を力で捩じ伏せ押し切る大金星

2026.5.31

5月31日に東京・後楽園ホールで開催された『K-1 REVENGE 2026』。

ライト級戦線で大きな波乱が起きた。

Krushライト級王者・大岩龍矢選手を相手に、

永澤サムエル聖光選手が3-0の判定勝利。序盤から最後まで圧力を緩めないファイトスタイルで王者を押し込み、会場を驚かせるアップセットを演じた。


▼第4試合 K-1ライト級 3分3R延長1R
〇永澤サムエル聖光選手(B Make)
判定3-0 ※30-29×2、30-28
×大岩龍矢選手(team VASILEUS)


 

大岩選手は空手とラグビーで鍛え上げたフィジカルを武器に、大学時代からキックボクシングへ転向。2024年には伊藤健人選手を破ってKrushライト級王座を獲得し、その後も篠原悠人選手を下して初防衛に成功するなど、K-1ライト級戦線の実力者として存在感を示してきた。

対する永澤選手は、新日本キック、日本ライト級1位として名を上げ、ジャパンキック、WBCムエタイ日本統一王座、WMOインターナショナル王座を獲得してきた歴戦のファイター。K-1グループ参戦後は苦戦も続いたが、2026年2月に西京佑馬選手をKOで破ると、再び存在感を高めていた。

試合は初回から激しいプレッシャー戦となった。

大岩選手が右カーフ、前蹴りで距離を管理しようとする一方、永澤選手は構わず前進。左右ボディ、アッパー、フックを織り交ぜながら接近戦へ持ち込む。大岩選手も右オーバーハンドや左フックで迎撃したが、永澤選手の前進は止まらない。

2Rに入ると、大岩選手がジャブから左ミドル、右ストレートを効果的にヒット。圧力を強め、永澤選手を下がらせる場面も作った。しかし、永澤選手は被弾しても前進を止めず、ボディ打ちを軸に手数で対抗。互いに消耗戦の様相を呈していく。

勝負が大きく傾いたのは最終3Rだった。

永澤選手は疲労を感じさせながらも前進を継続。左右ボディ、ショートアッパー、左フックを次々と打ち込み、大岩選手をロープ際へ追い込む。大岩選手も右を返したが、次第に手数で劣勢となり、右目上からは流血。終盤は永澤選手が攻勢を完全に支配した。

判定はジャッジ3者とも永澤選手を支持。Krush王者撃破という大金星に、後楽園ホールは大きくどよめいた。

近年のK-1ライト級は世代交代と勢力図の変化が加速している。王者クラスを次々と脅かす挑戦者が現れる中、永澤選手の今回の勝利は、単なる“番狂わせ”では終わらない可能性を感じさせた。

敗れた大岩選手にとっても、王者としての立場を改めて問われる一戦となった。

一方、永澤選手はキャリアを重ねた今だからこそ到達した“完成度”を証明した