無敗王者の栄光に突きつけられた現実“タンク”デービス、キャリアを揺るがす逮捕状

2026.1.15

世界のボクシング界に衝撃が走った。
31戦無敗、3階級制覇という圧倒的な戦績を誇るWBA世界ライト級王者ガーボンタ・“タンク”・デービス(米国)に対し、米当局が逮捕状を発行したと、現地メディアが報じた。


 

事件が表面化したのは日本時間15日の早朝。

米スポーツメディア「ヤフー・スポーツ」は、昨年10月に発生した元交際相手へのDV(家庭内暴力)事件に関連し、デービスに不法監禁、暴行、さらには誘拐未遂といった複数の容疑がかけられていると伝えた。

 

報道によれば、舞台となったのはフロリダ州マイアミのクラブ。マイアミ・ガーデンズ警察が防犯カメラ映像を精査した結果、被害女性の証言を裏付ける映像が確認され、これをもとに逮捕状が出されたという。現在、警察当局がデービスの行方を追っているとされる。

リングの上でのデービスは、まさに別次元の強者の存在だ。

30勝(28KO)1分けという数字が示すように、破壊力とスピードを兼ね備えた世界屈指のフィニッシャーであり、“タンク(戦車)”の異名は決して誇張ではない。

ライト級の顔として興行価値も高く、米国内のみならず

世界的なスターとして扱われてきた。

しかし、その輝かしいキャリアの裏側で、彼はたびたびトラブルを抱えてきた。

ひき逃げ事件や暴力沙汰などでの逮捕歴もあり、今回の問題は「偶発的な不運」では済まされない重さを帯びている。

昨年11月には、話題性抜群のYouTuberボクサー、

ジェイク・ポールとのビッグマッチが予定されていたが、

最終的に中止となった経緯もある。

 

無敗の王者でありながら、法廷の被告席に立つ可能性が現実味を帯びる。
この一報は、単なるスキャンダルではなく「才能と規律の両立」というプロスポーツの根幹を改めて突きつけるものとなっている。