『進撃の巨人』完結編が再び劇場へ ドルビーシネマ版で“究極の地鳴らし”体験を

2025.11.8

【Ⓒ諫山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会】

社会現象を巻き起こした人気アニメが再びスクリーンに戻ってくる。

2024年11月に公開された『劇場版 進撃の巨人 完結編 THE LAST ATTACK』が、

2026年1月16日から全国で復活上映されることが決定した。

さらに同月9日には、シリーズ初となるドルビーシネマ版が先行公開される。


 

ドルビーシネマ版は、林祐一郎監督と音響監督・三間雅文氏の監修のもと、

新たに制作された4K HDRマスターを採用。

立体音響「ドルビーアトモス」と組み合わせることで、従来の上映を超える臨場感と没入感を実現したという。これにより、物語のクライマックスで描かれる“地鳴らし”の迫力を、まるで体感するかのように味わえる構成となっている。

完結編は、前回のロングラン上映終了後も再上映を求める声がSNS上で相次ぎ、ファンの熱量が再び企画を動かした形だ。林監督は「応援してくださった皆さんのおかげで、再び劇場に戻ることができました」と感謝を述べつつ、「映像も音響も再調整を重ね、作品のポテンシャルを最大限に引き出した」と語る。

原作『進撃の巨人』は、2009年から2021年まで「別冊少年マガジン」で連載された諫山創氏によるダークファンタジー。人類と巨人の戦いを軸に、人間の自由意志や憎悪を描いたその壮大な物語は、全世界で累計発行部数1億4000万部を突破している。2013年から放送されたテレビアニメシリーズは10年にわたり展開され、2023年に放送された「The Final Season 完結編(後編)」で長き旅路に幕を下ろした。

ドルビーシネマ版は全国10館で先行公開され、

東京では新宿バルト9や丸の内ピカデリーなどが上映館に名を連ねる。

通常版は1月16日から順次公開予定。