キアヌ・リーヴス、恋人アレクサンドラと手を取り登場 “偽結婚報道”にも冷静対応で見せた大人の余裕
映画『ジョン・ウィック』や『マトリックス』シリーズで知られる俳優キアヌ・リーヴスが、恋人でビジュアルアーティストのアレクサンドラ・グラントとともに新作映画『Good Fortune(原題)』のプレミアに出席した。
二人は手を取り合い、笑顔でレッドカーペットを歩く姿を見せ、先月話題となった“偽結婚報道”についてもユーモアを交えて言及した。
■ 手を取り合い、自然体の愛情を見せる二人
現地時間10月13日、ニューヨークのAMCリンカーン・スクエア・シアターで行われたプレミアで、リーヴスはダークブラウンのピンストライプスーツに白シャツ、オレンジの紐を結んだブーツというクラシカルな装い。一方のグラントは、首元にパールをあしらったネイビーのジャンプスーツ姿で登場した。
カメラのフラッシュが注がれる中、二人は手をつないで微笑み合い、
軽くキスを交わすなど、長年の信頼関係がにじむ穏やかな空気を見せた。
■ 長年の友情から育まれた関係
リーヴスとグラントは長い友人関係を経て、2019年に交際を公にした。
以降、映画のプレミアやアートイベントなどに連れ立って出席し、
互いの活動を尊重しながら支え合う姿がたびたび報じられている。
■ “偽結婚報道”への冷静な対応も話題に
先月、SNS上で「キアヌとアレクサンドラが結婚した」とする虚偽の報道が拡散し、ファンの間で一時的に祝福ムードが広がった。
これを受けて、キアヌ・リーヴスの代理人は事実を否定。
グラント自身もInstagramでキアヌとの写真を投稿し、「これは本物の写真ですが、AI生成でも婚約写真でもありません。ただのキスです」とユーモラスにコメントしたうえで、「良いニュースが求められる時代ですが、フェイクニュースにはご注意を」と呼びかけた。
キアヌ・リーヴスは「僕らは長く付き合っているから、こういう報道は初めてじゃない」と笑いながら語ったという。
さらに、「多くの人が祝福のメッセージをくれましたが、アレクサンドラが本当に素晴らしい対応をしてくれた。『ありがとう。でもこれが現実です』という感じでね」と恋人を称賛。
虚偽情報の拡散という騒動の中でも、ユーモアと誠実さで受け流す姿に、彼ららしい大人の落ち着きがにじんだ。
近年、俳優やアーティストがSNS発の誤報に巻き込まれるケースは少なくない。
そんな中、キアヌ・リーヴスとアレクサンドラ・グラントの対応は、
混乱をあおらず、静かに真実を示す“理想的な反応”として好感を集めた。