『葬送のフリーレン』休載へ・・・作家陣の体調を最優先に“より良い物語”を届けるための調整期間に
2025.10.15
【©️小学館】
『週刊少年サンデー』を代表する人気作『葬送のフリーレン』が、次号よりしばらくの間、連載を休止することが発表された。
これは、原作の山田鐘人氏、作画のアベツカサ氏の体調を最優先に考え、
今後の執筆ペースや掲載形式を見直すための前向きな判断だという。
編集部は公式コメントで、「いつも『葬送のフリーレン』をご愛読いただきありがとうございます。山田鐘人先生、アベツカサ先生の体調を鑑み、先生方と相談のうえ、しばらく休載させていただくことになりました。お二人は引き続き執筆中であり、編集部も全力でサポートしてまいります」と報告した。
また、「今後はペースを調整しながら、より良い形で物語の続きをお届けできるよう努めてまいります」ともコメントしている。
2020年の連載開始以来、『葬送のフリーレン』は
“魔王討伐後”という異色の時系列で描かれる後日譚ファンタジーとして、
数々の名シーンを生み出してきた。
魔法使いのエルフ・フリーレンが、勇者亡き後の世界で新たな仲間と旅を続けるその姿は、多くの読者に“時間と記憶”の尊さを思い出させてくれる。
これまでに「マンガ大賞2021」での大賞受賞、
累計発行部数3000万部突破、
そしてテレビアニメ第1期のヒットなど、国内外で高い評価を得ている同作。
2026年1月には、原作第7巻から始まる
第2期アニメの放送も控えており、作品の熱は今も冷めていない。