想像力こそ最大の武器!DC「ピースメイカー」に“デッドプール参戦案”が存在 ジェームズ・ガン監督が明かす「ライアン・レイノルズにも相談した」
DCドラマ『ピースメイカー』のシーズン2で、
マーベルの人気ヒーロー・デッドプールが登場するという、
前代未聞の“クロスオーバー計画”が検討されていたことが明らかに。
製作総指揮のジェームズ・ガン氏が記者会見で明かし、
世界中のファンを驚かせている。
【©WarnerMedia Direct, LLC】
■ガン監督の“禁断の構想”
ガン監督は、シーズン2最終話を目前にした記者会見で「ドアを開けたら、そこにデッドプールがいる──そんなシーンを本気で考えていた」と語ったという。
劇中に登場する“次元を超える装置”を利用し、DCユニバースからマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)へとつながるというアイデアだったようだ。
ファンの間では「もし本当に実現していたら、スーパーヒーロー史上最大のクロスオーバーになっていた」と話題騒然となっている。
■ライアン・レイノルズも前向きだった
さらにガン監督は、デッドプール役のライアン・レイノルズにも実際に打診していたことを告白。「ライアンとも話をしたが、法的なハードルが高かった。彼自身も“ぜひやりたい!”と言ってくれたんだけどね」と明かしている。
両者のスケジュールやスタジオ間の権利関係の複雑さもあり、夢の共演は叶わなかったという。
■“二つの世界”を知る男だからこその発想
ジェームズ・ガンは、MCUの『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズを成功させたのち、2022年にDCスタジオのトップへ就任。両ユニバースの“橋渡し役”ともいえる存在だ。
彼が思い描いた「デッドプール×ピースメイカー」は、単なる冗談ではなく、実現の可能性を模索した“真剣な構想”でもあった。
■ファンの想像力が物語を続かせる
ガン監督は最後に「言うんじゃなかった(笑)」と苦笑しながらも、「今ではみんなが“あの部屋にデッドプールがいるのでは?”と想像してくれている」と語り、ファンの想像力に期待を寄せた。
DCドラマ『ピースメイカー』シーズン2は現在U-NEXTで独占配信中。
同作は新生DCユニバースをつなぐ重要作とされ、2027年7月9日全米公開予定の映画『マン・オブ・トゥモロー(原題) / Man of Tomorrow』へと続く。