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アイドルグループ・FRUITS ZIPPERが10月4日、5日の2日間、千葉・幕張メッセ 国際展示場ホール8でライブ『FRUITS ZIPPER Road To TOKYO DOME ～はちゃめちゃわちゃライブ！～』を開催した。今回の公演は、メンバー7人揃って約4か月ぶりの単独ライブで、テレビアニメ『クレヨンしんちゃん』の新主題歌「はちゃめちゃわちゃライフ！」を冠した注目ステージとなった。

ライブはオープニングのOvertureで一気に会場の熱気が高まる中、仲川瑠夏がステージに登場し、真中まなの掛け声とともに「ふるっぱーりー！」でスタート。メンバーはキックボードやセグウェイ、竹馬など思わぬ乗り物に乗って登場し、会場からは大きな歓声が上がった。

定番曲「ぴゅあいんざわーるど」「ハピチョコ」に続き、10月15日発売予定の4thシングル表題曲「JAM」も初披露。昨年の楽曲「フルーツバスケット」の続編として制作されており、CD発売前にもかかわらずファンの期待が集まった。

ライブ中盤では、新衣装に着替えたメンバーが「はちゃめちゃわちゃライフ！」を初パフォーマンス。コミカルなダンスと歌詞の随所に『クレヨンしんちゃん』の世界観が盛り込まれ、真中は「聴いたら思わず踊りたくなる楽曲」と紹介。新曲「JAM」と「はちゃめちゃわちゃライフ！」はスマートフォンでの撮影も可能となり、SNSを通じてパフォーマンスを楽しむことができた。

後半は「わたしの一番かわいいところ」「NEW KAWAII」「かがみ」をフル尺メドレーで披露。ステージ上では三輪車対決なども飛び出し、会場は笑顔と歓声に包まれた。ラストは「ピポパポ」「完璧主義で☆」を立て続けに披露し、ライブ本編を終了。

アンコールでは、野原しんのすけの赤Tシャツと黄色ショートパンツ姿でメンバーが登場。しんちゃんも登場し、会場は“はちゃめちゃわちゃ”なコラボで再び熱気に包まれた。真中は「幼いころから見ていたしんちゃんが隣にいるのが信じられない」と喜びを語った。

FRUITS ZIPPERは今年8月にデビュー3周年記念ライブをさいたまスーパーアリーナで開催。さらに、来年2月には初の東京ドーム公演を予定しており、今回の幕張公演はその前哨戦として華々しいスタートとなった。