須藤元気さんが新劇団を旗揚げへ『サイエンスフィクション眼鏡』12月公演予定

2025.10.2

元格闘家でアーティストの須藤元気さん(46)が、

劇団を立ち上げることが明らかになった。

劇団名は『サイエンスフィクション眼鏡』。

」旗揚げ公演は2025年12月上旬、東京・赤坂のπTokyoで行われる予定だ。

須藤さんはダンスパフォーマンスグループ「WORLD ORDER」の活動や政治家としての経験を経て、近年は俳優や監督としても活動の幅を広げてきた。

今回の劇団設立は、劇作家・演出家のえのもとぐりむ氏との出会いがきっかけだったという。

須藤さんが語った「日本を元気にするために一緒に面白いものを生み出そう」という言葉に、えのもと氏が共鳴し、プロジェクトが始動した。

劇団名に込められた理念は「人間が持つ多様な“眼鏡=フィルター”を通した世界の見え方」を舞台で表現すること。常識や偏見に縛られた日常を描く一方、非日常の視点を観客に提示し、「もし、世界を別の眼鏡で見たら?」という問いを投げかける。

SF的要素を用いながら、人間の本質や社会の多様性を掘り下げることを目指す。

須藤さんは2002年の映画『凶気の桜』で俳優デビュー。

その後、『るろうに剣心』(2012年)など多くの作品に出演し、映画監督としても活動してきた。一方のえのもと氏は、舞台作品に加えテレビや映画の脚本も手がけるなど幅広い分野で活躍。両者のコラボレーションは、舞台界に新しい化学反応をもたらす可能性がある。