韓国ガールズグループPURPLE KISSが11月で華麗なるフィナーレへ―世界を駆け抜けた4年間に幕

2025.8.5

【© RBW, Inc.】

韓国発のガールズグループとして、世界中のK-POPファンを魅了してきたPURPLE KISS(パープルキス)が、2025年11月をもってグループとしての活動を終了することが、所属事務所RBWを通じて発表された。

 

4日、公式ホームページに掲載された「PURPLE KISSの今後の活動に関するご案内」によれば、メンバーと事務所との間で長期間にわたって慎重に協議が重ねられた末、「それぞれの夢を応援する」という温かな決断に至ったという。

「グループとしての活動は11月に幕を下ろしますが、それまでに予定されているすべてのプロジェクトは最後まで責任を持ってやり遂げる予定です」とRBWはファンに向けて誓った。

▪️ソウルから世界へ活動拠点の拡張とグローバルな飛躍

PURPLE KISSは2021年3月、韓国・ソウルを拠点に1stミニアルバム『INTO VIOLET』で鮮烈なデビューを飾った。以降、RBWならではの高い音楽性と、メンバー自身が手がけるセルフプロデュース力を武器に、韓国国内はもちろん、日本、米国、ラテンアメリカ、ヨーロッパへと着実に活動の幅を広げてきた。

特に2022年以降は日本でのイベント出演やファンミーティング、さらに英語圏を意識した楽曲展開を進め、“グローバルK-POPガールズグループ”としての存在感を確立。2023年には北米ツアーを成功させ、2024年には東京・大阪での単独公演も満席となるなど、日本のファンダムも急成長を見せていた。

 

▪️有終の美へ“最後”にふさわしい壮大なスケジュール

解散までの数ヶ月、PURPLE KISSはまさに**“すべてを出し切る”スケジュールに臨む。まず8月末には待望の英語アルバムがリリース予定。そして日本では複数の都市でのプロモーションイベントが企画されており、さらに秋には米州ツアーと韓国国内でのラストコンサート**も控えている。

RBWは「メンバーたちは、どんな日も全力で情熱を注ぎ、未熟なときもありながら、ひとつひとつの瞬間をPURPLE KISSとして輝かせてきた」と述べ、これまでグループを支え続けたファン=PLORYに深い感謝の意を伝えた。

デビューから約4年。

類まれなビジュアルとパフォーマンス、そして作詞・作曲への積極的な関与というアーティスティックな魅力でK-POP界に新たな色を添えてきたPURPLE KISS。7月にリリースされたシングル『I Miss My…』のリード曲『DO RE MI』では、6人体制でのさらなる成熟と可能性を感じさせるパフォーマンスが話題となったばかりだ。