RISEメインイベント志朗選手が3年越しリベンジ完遂! 技術で圧倒し宿敵・玖村将史選手を沈める、右ストレート3度炸裂で王座防衛

2025.8.3

3年前の雪辱を、圧倒的な技術の差で果たした!!

【©️RISE】

8月2日(土)、東京・大田区総合体育館で行われた「RISE WORLD SERIES 2025 TOKYO」メインイベント、RISE世界バンタム級タイトルマッチで、

王者・志朗(Bedwellキックボクシングジム)が挑戦者・玖村将史(999)に

判定3-0(49-44、50-44×2)で勝利し、2度目の防衛に成功。

『THE MATCH 2022』での敗戦から3年、格の違いを見せつける内容だった。

 

初対戦では玖村選手の右フックでダウンを奪われ、判定負けを喫した志朗選手。

しかしその後は着実にキャリアを重ね、王座を戴冠。

精度と駆け引きの幅を増したパンチワークは、3年の進化を如実に物語っていた。

1R開始早々、志朗選手の真っ直ぐな右ストレートが玖村を襲い、先制のダウンを奪取。ダメージを負った挑戦者に対し、2Rでも右カーフの反撃を冷静に見切り、再び右ストレートを直撃。さらに3Rにはローを放つ瞬間を捉え、3度目のダウンを奪った。いずれもタイミングと距離を完璧にコントロールした、教科書通りのカウンターだった。

4R以降、玖村選手はカーフやワンツーで意地を見せるも、志朗選手はペースを乱さず、試合全体を掌握。

最後まで距離を支配し、挑戦者を寄せつけないままゴングを迎えた。

試合後、志朗は「3年間お待たせしてすいません。これでRISEで自分が最強だと証明できたと思います」とコメント。さらに「K-1のチャンピオン・金子晃大選手とやりたい」と、次なる大一番をリング上から要求した。

あの日の悔しさを胸に磨き上げた3年分の技術と経験─志朗選手は、それらすべてをこの一戦でぶつけ、完全勝利という形で証明してみせた。