UAE Warriorsへ継続参戦中の藤田大和選手がリアネイキドチョークで一本勝ち UAEWで堂々の3連勝
2025.7.25
【©️UAE Warriors】
アラブ首長国連邦・アブダビで7月24日(日本時間25日)に開催された総合格闘技イベント「UAE Warriors 62」にて、フライ級の藤田大和(リバーサルジム新宿Me,We)がメイサラ・ムハメッド(エジプト)をリアネイキドチョークで下し、同大会での3連勝を飾った。
試合は第2ラウンド4分18秒、藤田がテイクダウンからバックポジションを奪い、スムーズな流れで一本勝ちを決めた。今回の勝利で藤田の戦績は14勝5敗。
UAE Warriorsでは過去6戦5勝となり、再びフライ級タイトル戦線への浮上が期待される。
藤田は昨年9月の「UAE Warriors 54」でロシアのバトゥカン・バイスエフに判定勝ち。
今年1月には元Titan FC王者フアン・プエルタをギロチンチョークで1ラウンド一本勝ちと、強豪相手に連勝を重ねてきた。
この日、対戦したムハメッドは、エジプト国内で活躍後、BRAVE CFやUAEWなどで実績を重ねた27歳。変則的な打撃と首相撲を駆使し、試合序盤はプレッシャーをかける場面もあったが、藤田は冷静に対処。第2ラウンド中盤に金網際で組みつくと、ボディロックからテイクダウンを奪い、そのままバックポジションからチョークを極めた。
沖縄でのファイトキャンプでは、ONEで死闘を繰り広げた和田竜光や、UFCで活躍する平良達郎とともにトレーニングを積んできた藤田。
難敵との一戦を一本で締めくくった今回のパフォーマンスは、
今後の飛躍を予感させる内容だった。
UAE Warriorsでの連勝を「3」とした藤田は、
フライ級王座再挑戦への足がかりを着実に固めつつある。